ツイッターでは何度かツイートしているけど、#カクヨムコン9参加各位は、KADOKAWAさんの決算説明資料を読もう。
カクヨムトップページの一番下のKADOKAWAのロゴをクリックすると、運営企業サイトに跳ぶから、その一番下にあるIR情報をクリックすると閲覧できます。
気になることがあるんだよ。
決算説明資料を見ると、2期連続で、売上高はあるのに収益は連続で前年割れしている。
もちろん、トリさんが悪いわけじゃない。
材料費も人件費もいろいろ物価高なんだ。
それに対して書籍の価格改定が追い付いていない。
トリさんは、新刊点数を増やすこと、製造・物流の改革で対応しようとしているけど、これは…
受賞した作品は、より高いお値段で売れることを期待されるということだろうと。
で、何気に気になるのが、カクヨムコン9で異世界部門。
なろうさんのランキングや新刊情報をチラ見すると、異世界部門はご令嬢主人公の女子向け作品が増えてる気がします。
一方、カクヨムさんの8まで見ると、タイトルに「俺」って入ってる作品が散見されるような…
もともとが魔王対勇者のゲーム異世界が舞台だから、RPGなのでそうなんだけど、最近ラノベの世界って女子主人公作品が強いって思いませんか?
あと、次に来そうってネットで話題になってた和風ファンタジーは、ライト文芸部門に入ってて、大人の女性が楽しめる作品を求めているので…
今回、特別審査員とか、スコッパーとか出てきたのは、ずっと触ってなかった作品ページを改修したのは?
無料でいくらでもポチれる無言星よりも、手間暇の掛かるレビューを表する方向に変わるのだろうか? って考えてしまいました。
カクヨムコン8のホラーは、完全にレビュー重視だと感じましたが、今回、それが他部門にも広がったのかも知れないですね。
あと、twitterあらためXだけど、広告がますます減りそうな何かがあるようで、こっちも、悪くすると、来年はラノベ小説の宣伝メディアとして機能しないかも知れない。
全員課金でBOT退治って言いだしたら、クレジットカードを持っていない中高生は確実にいなくなるだろうし。閲覧だけ無料になったとしても、自分がツイートできないサービスを長く使い続けるとは思えないし。
で、長くなったけど…
何が言いたいかって?
趣味勢としては、界隈が荒れる潜在的な危険性には敏感なのです。
あんまり話せないけど、リアルではクレーマーって種族のモンスターと戦う機会もありました。
想定内でもっとも悪いシナリオは、
・カクヨムコン9の受賞作から、「俺」主人公の作品が大幅に減ること。
・トリさんの方向性が、量から質に変化すること。
つまり、少数の選り抜きされた「俺」作品と作者だけが、生き残るそんなタフな世界が来るのかなと?
そこで役割を期待されているのが、レビューの熱量。
で、レビュー書くのって、読み専というか一般読者だと思う? 趣味作者だと思うんだよ。だってレビューの価値を熟知しているし、作文力あるし。
でもね、同じコンテストに参加していると調整対象なのです。
私、今回、書き溜めもないのに、データを求めて、お祭り参加しているんだけど、そういうのって、イラつく人ってきっといますよね?