いつもお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日は某コンテストの中間発表もあり、近況ノートがあちこちでざわついています。さらに来るべきカクコンへの準備のお話や、はたまたおめでたい書籍化発売のお話までありました。
小説というのは楽しく書くだけでもいいのだけど、やはり夢を持って挑まれている方が多く、その夢に近づけば嬉しいし、遠のけば悲しいものです。
僕はまだ投稿しようなんて所までは行けないけれど、リハビリみたいな感じでここに「詩みたいなもの」を書いてみようかと思いました( ;∀;)
「今夜の君へ」
何もかもが理不尽に思えてしまう事がある。
何もかもが心からの願いと逆になる事もある。
しがみつきたい想いに却って苦しめられ、
それでも諦めきれずに自分を奮い立たせるけど、
どうしても心がついて行かない夜はある。
どんなに頑張っても、
努力しても、犠牲を払っても、
自分がね、誰かの影になっていて、
いつまでもそこから抜け出せない気がする。
傷ついて、
やり切れなくて、
歯がゆくて、
もう意味のない事だって、
いつもこうだって、叫びたくなる。
大切なものはなんだろう。
打ちのめされて情熱を見失い、
自分を言い聞かせる材料を探しているのに、
落ち込む材料ばかりを集めている。
僕はそんな君にかける言葉を少ししか知らない。
僕はさえなくて才能のない男だから、
つまらない事を書いてしまう。
それでもね、
どうか、お願いだから暗闇に慣れないで。
奴らが酷く君の心を傷つけようと、
僕は奴らが壊してしまったものを取り戻したいんだ。
だからね、
今夜は一緒に泣こうか。
今の僕は言葉が足らなくて、
かなり情けなくて、
まるで頼りがいも無い。
だけど、お互いにためらう想いを、
今はありのままにだしてもいい夜にしよう。
僕は君の隣で、
間抜けな顔をさらけ出して、
今夜はずっとここにいる。
気がつけばね、
夜が色濃くなってゆき、
月がそっと傾いて、
星々はゆっくり遠慮する。
そうすると、とっても静かな時間が生まれて来る。
知ってるかい?
ここは僕らの居場所なんだ。
ここに僕らの居場所はしっかりあるんだ( ;∀;)