いつもお読み頂き、ありがとうございます。
「今日という日は、残りの人生の最初の一日」
※(映画『アメリカン・ビューティー』より( ;∀;)
人生とは一日一日を大切にしたいものです。
そんな私は、「もうやだ、働きたくない!」と思い出勤する時、周囲の人間全部がきっとそう思っているはずだと、自分に言い聞かせています(嘘です)( ー`дー´)キリッ
さて、少し前の話しです。
車の修理をしました。親切なディラーの担当が「職場まで取りに行きます」と言ってくれました。それなりに親しいので、ご厚意に甘え「お願いします」と伝えました。
「ところで福山さん、その日の夕方には渡せると思いますが、代車はでかいの嫌いですよね?」
「はい、嫌いです。とても嫌いです(笑)」
「(笑)、ですよね~」
そうです、私は大きな車が嫌いです。全自動車メーカーでSUV推しが続いておりますが、日本の道路事情で無駄に縦も横も大きな車は好きになれません。駐車場でも隣の車の迷惑です。私の代車は普通車かコンパクトカー、むしろ軽でもいいのです。
「大変申し訳ないのですが、実は空いてるのが〇〇〇〇〇だけなので(高くて一番大きいの)、それでいいですか? 新車ですしめっちゃ綺麗ですよ」
「(嫌です、とすごく言いたい沈黙の後)……それしかないのなら仕方ないです、入れ替えで来られるだけですよね。多分乗らないからいいです」
「いや、乗って下さいよ(笑)、いい車ですから!」
そんなやり取りがあって、修理に出す日となりました。
その日、時間通りに来た担当は、私の車とそのでかい車を入れ替え戻って行きました。
私は改めてその車を見ました。
でかい、無駄にでかい。
まるで巨大化したアルマジロみたいだ、そうだ、こいつの事はマジローと呼ぼう、そう心で決めました。
そこでマジローをじっと眺めながら、ふと思いました。
基本的に車好きな私は、この代車マジローに対してそこまで敵意をむき出しにする理由はないのです。
改めて目の前のマジローをよく見ると、流れる様なボディラインが美しい統一感を得て引き締まっています。塗装の仕上がりも素晴らしく、内装も素敵だし、装備も充実してます。
なんか、ちょっと、そう、ちょうといいんじゃないか?
私は簡単に手の平を返す自分が好きです(笑)。
そうだ、私は車好きだ。変な固定観念を持たずに、この手の車も愛さなければいけない。人々が好きになるには、きっとそれなりの理由があるはずだ。
SUVは以前違う人の車に乗りましたが、そこまで悪くなかったのを思い出しました。それに新車だし、車好きとしてはどう進化しているのか知りたい所です。
私はマジローと見つめ合いました。
そうか、そうだよな、多分進化した特別なドライビングフィールに出会えるのかもしれない。いや、きっと出会えるはずだ。そうだ、このマジローはきっと出来る子だ、間違いない。
私の気持ちは高揚して来ました。
新車に乗ると匂いもいいし、楽しそうだ。
うん、ワクワクしてきた。
よし、気を取り直して、少し乗ってみようじゃないか!
ふふふ、なんか楽しいぞ。
そこで私は気が付きました。
「……あいつ、代車の鍵をうっかり持って帰りやがった!」
※実話です。
その後、すぐに担当に電話しましたが、元々乗る気はなかったので「大丈夫、鍵は持って来なくていいです……」と悲し気に伝えました(笑)。
私はそんな人生が好きです(笑)。
さて、本日正午でナツガタリ'26が終わりましたね。
皆様、お疲れ様でした。
そして参加させて頂きました中編と短歌2作、皆様からたくさんの応援を頂きまして誠にありがとうございます。心より深く感謝でございます。
こうして物語を書き、短歌を詠み、たくさんのフォロワー様の作品に触れ、私としては充実した時間を過ごさせて頂きました。
皆様、力強い夏をありがとうございました( ;∀;)