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サポート2小説「鈴木健一と妻ゆうこの会話」

サポート2小説「鈴木健一と妻ゆうこの会話」

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この小説は以前サポーター用に上げた物を編集した小説です。
この小説の誤字、脱字等は頭の中でそっと正確な文字へ脳内変換しお読みくださいwww。

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サポート2小説「鈴木健一と妻ゆうこの会話」

私はゆうこ。
旧姓 安藤ゆうこ。
夫の健一を付き合い始めてからケンちゃんと呼ぶようになった。ちなみに結婚してからも呼び方は一緒。

私はスマホでショート動画を見ていたら面白い動画見つけた。

「ねえねえケンちゃん。この動画面白いから一緒に見ようよ」

「どんな動画?俺今アニメの名シーン動画見ているんだけど」

「ケンちゃんは何歳になったの?もうすぐ40代に突入するのにまだアニメ?」

「趣味はそれぞれだろ?で、何の動画?」

私は少しイラっと来たけど我慢して答えた。

「現役のモデルさんがね東京の有名通りを歩いたらスカウトされるかって動画」

「そんなのされるに決まってるでしょ」

「そうなんだけど、一緒に見ようよ」

「わかった見ようか」

私達は動画を見だした。どうもこの動画はテレビ番組の一部を切り抜いた動画らしい。

「凄いスカウトに声掛けられるんだね」

「ほんとだね。あっ俺もこの前声掛けられたよ」

「えっ!?どんな感じで声掛けられたの?」

「すいません、お兄さん持っている鞄の中身見せて貰えますかって」

「そっそれって職務質問じゃないの!?」

「いや…私服だったような…」

「嘘!そんな訳ないでしょ!どんな格好で歩いていたの?」

「いつもの格好だよ。黒いパンツに白いコート着て…あっ白い仮面付けていたわ」

私はケンちゃんの抜け具合に頭が痛くなってきた。

「もしかして一人で行った占いの帰り?」

「うっうん…」

「これから着替え持って行って!仕事着と一般の服はわけてね!いい!」

「そっそうするよ。言わなきゃ良かった…」

「違うでしょ!今からお説教します!正座!」

私は一体何歳までこのケンちゃんをお説教すれば良いのか…ため息しか出なかった。
ダメダメなケンちゃんなんだけど、仕事している時はカッコイイだけどな♡

*

「ねえねえケンちゃん。最近息子のリョウタなんだけど、綺麗な女性を目で追う様になって来たんだけど」

「おっ流石俺の子だな。女の見る目ありそうだな」

「何言ってるのよ。変な大人になったらどうするのよ」

「大丈夫だよ、まだ中学生だろ?」

「中学生だからよ!まだそう言う事は早いでしょ」

「確かに言われて見ればそうかな」

「ケンちゃんから注意してよ。目線に気を付けろとか」

「目線ってそこまで言う必要はないだろ?」

「じゃあ綺麗な人を目で追うなとかはどう?」

「いや~俺もゆうこの事目線で追っていたしな、息子に言うのはなぁ~」

俺が言うとゆうこは少し頬を赤らめた。
チョロ妻とはゆうこの事だな。

「今、たいした事ないとかチョロイとか思わなかった!?」

なんて鋭いんだ。

「そんな訳ないだろ。ハニー」

「ふふふ、なーにケンちゃん」

*

只のバカ夫婦の会話でした。

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作者 まさひろ

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