この小説はサポート用に上げたものです。
小説の誤字、脱字等は頭の中でそっと正確な文字へ脳内変換しお読みくださいwww。
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サポート４小説「イブキの苦悩」
私の名前は瀬戸《せと》イブキ。
現在高校一年生でリョウタと同じクラスでさらに中学二年生の頃から彼氏彼女の関係だ。
彼氏彼女の関係と言ってもほとんど手を握った事もない純粋な関係。
決して恋愛を先に進めたくない訳ではない。
私は頭脳明晰、スポーツ万能で小柄で顔も可愛い方だと自負しているが一つ大きな問題を抱えている。
それは女性の大半の人が思っているとは限らないがコンプレックスの一つでもある『胸の大きさ』だ。
私は知っている。
同級生の友達と言うかライバルのヨウコやミチコからは絶壁のイブキと言われている事を。
当然私は放置している訳ではない。
毎日のダンベルを使っての胸の筋肉を少しでも付けて下から押し上げよう、上から引っ張り上げようとしているが効果は今ひとつどころか何も変わらない。
少し前に教団の胸が豊満のお姉さんに相談した事があったが、まだイブキちゃんは高校一年生なんだから心配しなくても大きくなるわよなんて言われたが、私はお姉さんに高一の時にどれだけ胸があったかを聞くと目を反らしながら、まあまあかなと言ったのだ。
私はその時に悟った。
この人達胸が大きいのが当たり前と思う人種だと。
それから教団で胸が小さい人を見つけ聞いた所、胸を大きくする器具があるらしい。
その人は効果がなかったらしいけどやってみる価値はあると思い私は器具を借りる事にした。
器具はトイレのすっぽんのような形をしていてそれが本体にホースで繋がっていてエアーの力で吸い上げる感じだ。
私は上半身裸になりすっぽんの口を両方の胸に当ててから、最初は弱で機械を起動した。
ウィーーンと言う音と共にすっぽんが空気の力で吸いつき胸を引っ張るのだ。
最初は少し痛いと感じたけどなにやら胸の先がムズムズとしてきたのだ。
私はあまりの気持ちよさに声を上げてしまった。
幸いに昼間で家には誰もいなかったから良かったが、この光景を家族やましてやリョウタに見られたら自殺もんである。
私は機械を使いながら弱でこれなら中、もしくは強ならどれだけ気持ちいいのか想像を膨らました。
駄目！駄目よ！私が求めているのは胸が大きくなる事で気持ちよさじゃない。
でも、胸が大きくなるのと気持ちいいのが同じならヤル価値はあるよね。
私は期待を含ましながら弱から中へボタンを切り替えた。
ウォーーーンと一段と強い音ですっぽんが胸を吸い上げる。
あっ駄目！きっ気持ちよすぎる！
私は思わず両手で股間を押さえながら座ってしまった。
駄目よイブキ、胸の事だけを考えなくては。
私は私に言い聞かせるように立ち上がり強のボタンを見つめる。
このボタンはどれだけ私にエクスタシーを与えてくれの？私は無意識に口からよだれを垂らしていて我に返った。
そうよこれはあくまでも胸を大きくする機械。
エクスタシーはあくまでも私が勝手に思っているいや、感じているだけの事。
私は口のよだれを拭きながら強のボタンを押した。
キュオーーーーン！
凄い音と共にすっぽんが胸を吸い上げる。
そして「痛い！！」
私は胸が痛いのを感じて直ぐに機械の停止ボタンを押した。
機械は直ぐに吸引をやめて音が小さくなって行き、そして吸引がなくなった瞬間にすっぽんがポロリと床に落ちた。
私はすぐに鏡で胸を見ると愕然とした。
なんと胸に丸い跡が二つクッキリと付いているのだ。
私は両手両膝を床につけて＿|￣|○ガックシのポーズになり終わったと思った。
又、これでリョウタとの恋愛を前進させる妨げが一つで来てしまったと…。
そしてふと気づいた。
学校の体育の着替えどうしようかと…。
体育は２クラス合同でヨウコとミチコも同じのはず。
そうよ、体育の日は学校を休めば…駄目、リョウタに絶対にあの二人はちょっかいを出す。
けっ見学にしたら…。
生理現象を理由に…駄目、お前はずーとそうなのかと思われる。
私は結局、教団のお姉さんから肌の色を隠す化粧品を借りて隠す事にした。
すっぽんの跡がヨウコとミチコに見つかったか、見つかってないかはここでは語らない事にしよう。
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作者 まさひろ