だんだんと暑くなってきましたね~❄️🐧🐧🐧❄️
実は、開口一番🔔『改稿のお知らせ』でございます(≡人≡;)
えーと、【第22話 誰が運命の人か?』其の四 〈雪花、拐われる〉】
でございます(;-ω-)ノ
〈予告〉の箇所削りました!
自称イケてる楽士〈十屍魔都《じゅうしまつ》〉(スタッフ含めて総勢十人の色物バンドである)は、大都宮城から東にある、旧・枢密院《すうみついん》(主に軍政を司った官庁)前市場の隅っこでひっそりと歌っていた。
本当にひっそりと……
気になるその曲名は〈静かな夜にウツ〉詩仙と称された李白の詩――〈子夜呉歌〉を大胆に?アレンジしたらしい。
ところが、ヴォーカルの羅刹《らせつ》の歌声がサイレント過ぎた……
まるで蚊の鳴くような声だったので、ブツブツナムナム、と真横で念仏を唱えている僧侶の方が、まだはっきり聴き取れるくらい。
果たして、サイレントボイスの羅刹《らせつ》は、見事大都っ子の心をウツことが出来るのか?
連れ去られた雪花《シュエホア》の運命は?
【の部分です!】
この後の展開として、ヴォーカルの羅刹《らせつ》が、
メンバー達――琵琶の天狐《てんこ》と箏《そう》の九尾《きゅうび》の兄弟、二胡の饕餮《とうてつ》、馬頭琴の渾沌《こんとん》、嗩吶《スオナ》(チャルメラに似た楽器)の檮杌《とうごつ》、太鼓《たいこ》の牛頭《ごず》と銅鑼《どら》
の馬頭《めず》の双子兄弟、口から聖なる青い血(実は青汁!)を吐く演出をする牛魔王《ぎゅうまおう》らから、
「ゴメン。オレら、お前と組むのやめるわ…… なんというか、お互いの音楽に対する方向性が違う?っていう次元じゃないし。ほんと、声小っさ過ぎんだよ!!」
と、愛想をつかされて去られて失意のどん底。落ち込むんです。
がしかし、見目麗しい?新メンバー(もうお分かりですね?)加入することによって、彼の思いは叶えられました。
「オレっちの熱い思いは、みんなの胸《こころ》に届いた……」
と、なるのです!
彼を身限ったメンバーは反省して戻ってきます。
というかその前に、誰の耳にも届く声で歌った方が良いだろうに(笑)
気持ち云々以前の問題ですね(笑)
この時代は【元曲】という現代で申しますと、〈オペレッタ〉〈ミュージカル〉にあたる歌劇が流行しておりました。
それで、ご存知の方もいらっしゃるとおもいます。
有名な【覇王別姫】を〈元曲風〉にし、項羽をテムル・ブカ、ド派手パンツ一丁男に虞姫を演じてもらい、ヴォーカルをシバン・羅刹のデュオ(ほとんどシバン)にしました。
なにせ即興ですから、途中でシバンが歌詞を忘れて鼻歌で誤魔化すんですけど、まぁそれすらカッコいい!という筋書きでした💦
貴公子達は、楽器演奏も得意なんですよ。
自然界でいうコオロギや鈴虫に当てはまると。
『声』も良いから女にモテるんです(笑)
(単純に見目が良いだけじゃなかった、と言いたかったんですね)
残念ながら王子は〈芸術音痴〉です。
二人の従者はバックコーラス。
まだマシです(笑)
でも羅刹は、貴公子達にまんまと利用された様なものです。
メンバーいなくなって困っている丁度その時、救世主の様に彼らが現れました。
貴公子達は、主人公を巡って争ってたわけですが、いつの間にやら【この中で誰が一番優れた者か?】に問題がすり変わってしまう(笑)
そしてうまい具合に目の前に楽器が。これなら自分達の〈実力〉を誇示出来ます。
しかし、このストーリー【ボツ】にしました。
その理由が『登場人物が多すぎたのと、話が果てしなく広がりそうで困った!』
というワケございます(>_<)
ヽ(;▽;)ノ
まことに申し訳ございません!!
いつもありがとうございます✨