こんにちは
近況ノート創作エッセイ、今回は「おじさんおばさん」です。
ところで、「おじさん」って、何歳からなのでしょう。
たまに三十歳手前の人を「おじさん」と言うのを見かけますが、私の感覚ですと二十代後半は「ギリお兄さん」なのです。
なんでこんな話をしているか、というと、小説で「おじさん」「おばさん」「中年」といった言葉を使う際、どのくらいからが多くの人に違和感なく読んでいただけるかな、と悩むことがたまにあるからです。
もっともこのあたりは、「もう絶対おじさん」と思える年齢のキャラ以外には、「おじさん」という言葉を使わない、というのが一番安全な気がします。
時代によって呼ばれ方が変わることもありますよね。
たとえば「初老」は、もともと四十歳をさしていましたが、今のアラフォー女子に「初老」という言葉を使うのは……。
そういえば、「不惑」は今でも四十歳を指しますが(厳密には数え四十、かも。ちょっと曖昧)、「弱冠」は二十歳ではなく「それをやるのには普通より若い年齢」を指すのが一般的かなと思います。
で、実はここからが本題なのですが、今私が悩んでいるのは、「おじさんおばさん」ではなく「少年・少女・青年・娘」の線引きです。
「何歳までは少年か」というのは、法律でも違うのです。
少年法では「二十歳未満」、児童福祉法では「十八歳未満」です。(と、グーグル先生が言っていた)
で、今、私が書いているお話の主人公が「十七歳~十八歳」なのですよ。
現実社会で言う「高校三年生」的な立ち位置だから、「少年・少女」でいいのかな。
あらすじでは「男子・娘」という言葉を使っているのですが、ちょっとしっくりこないので。
「明日公開するというのに、まだお話のあらすじなんかで悩んでいるのか」という感じです。