「裏の裏の裏は裏」
https://kakuyomu.jp/works/16816927863067218379 という短編小説を、
5分で読書短編小説コンテストのために書いたのが、2022年5月5日。
まさかまさかの優秀賞を受賞してしまったのが、2022年10月27日。
そして、書籍化してしまったのが、2023年3月15日。
「本に載ったら読むから」と言っていた娘(中学生)がついに読んでくれました。そして感想をせびったら、レビュー風に書いてくれました。
以下、娘の感想です。
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ハウスズが怪盗はお前だ、と警察官のうちの1人を疑ったときに、
「私が『ではこれにて・・・』と帰ろうとしたとき、あなた1人だけどこかホッとしたような表情を見せたのを、私は見逃さなかった。(一部略)」
というセリフを言っている。でもそんな表現なんて文章中になかったし……そんなのずるくない? と思いながら読み進めていくと、ハウスズが変装した怪盗であったことがわかり、大きな衝撃を受けた。
警察官を疑ったときに言った言葉は、偽の犯人を仕立て上げるための嘘だったのか! 嘘なのだから、警察官についての表現が文章中に一切無かったのも納得だ。
謎が解けてスッキリした上に、最後はその場にいないはずの探偵が怪盗より一枚上だったのも面白かった。続編があったらぜひ見てみたい。
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ちゃんと読んでくれてるなぁ、とお父さん嬉しくなりました。
続編……あるのでしょうか。
ちなみに娘は、マチョコメは一切読んでおりません。