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徒然なるままにその日暮らし

夏のワンピースを購入した。

セールで20%オフになっていて、
大変お安く入手することができた。

そして、それを着て喜び勇んで出かけて行き

友人達から好評を博した。

というと、普通の話しなのだが

関西のおばちゃんというのは褒められると
まず「これ¥〇〇やってん!」と

安さをアピールする。

そして聞かれてもいないのに
「これな、ポケットもついてるねん!」と

機能性をアピールする。

とにかく素直に「ありがとう」とは言わない。
静かに微笑むこともできない。

いや、言わないのではない。

言えないのだ。

可愛いとか、似合うとかいう賛辞に対して
非常な「照れ」が発動する為だろう。

統計はとっていないが、このようなリアクションについて中島らも先生も書き残している。

なので絶対総数的に多く見られる反応だと言えるだろう。

これは厚顔無恥で傍若無人のように思われがちな関西のおばちゃんも
実は大変にシャイで照れ屋さんな可愛い一面があるということの証明のように思う。

関西のおばちゃんである自分がそうだと言いたいわけではないのだけれども。

ちなみに購入したワンピースは豹柄ではなく、花柄である。

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