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『頑張る女子主人公コンテスト』と将棋の話

最近、小説を書くのが怖い★自分の文章力の無さにあぜんとする。
これは、ひどい。人様に見せられないよ。

「魔女っ子★は、それほど下手なことないんじゃない?」
と、思って下さる方もいるかもしれない。
ありがとうございます♡
でもね、描写能力が無いんですよ。それは、もう絶望的に★
加えて、目に見えないプレッシャーが大きくのし掛かってくる。
プレッシャーの原因ははっきりしている。

そう『頑張る女子主人公コンテスト』です。
9月2日12:00から始まって、10月1日23:59まで行われるコンテスト。
これに応募しようと思っています。
タイトルは、もう何年も前に決まっているけれど、内容はざっくり、って感じ。
毎日投稿したいから、30話分のプロットを作ろうと思ってたんだけれど、未だ一文字たりとも書いていません。
そもそも、プロットなど作った事もないのです。ただただ、時間だけが過ぎていく。

不安だよ?苦しいよ?
人様の小説におじゃまして、テンション高く能天気に好き勝手書いて。
『頭の中にお花畑が咲いている』って思われてるかもしれないけれど。
ホントはね、……怖いんだよ?

『魔法の言葉』がある。胸のうちで、その言葉を呟けば、プレッシャーからは開放され、頭の中にお花畑が咲いて、失ってた自信を取り戻し、毎日を楽しく過ごしていける。

知りたいですか?普段であれば、ラブカストーン10個頂くところですが、本日は特別にタダで教えちゃいます♡

『今回は時間も無いし、充分な準備も出来なかった。こんな状態では、満足のいくクオリティの作品なんて書ける訳がない。だから、残念だけれど今回は見送って、次の機会に最高のクオリティの作品を応募しよう☆』

ふっふっふ。いかがですか?これでプレッシャーとはお別れして、明日から元気に過ごしていけますよ♡

なんて★

『地獄への道は善意で舗装されている』

ドイツのことわざ。意味としては、

『やらなきゃいけないと思っているだけで、実際に行動しなければ破滅へと向かう』

って感じ?

ここで、将棋の話題に入ります。
今日8月20日から明日に掛けて、将棋のタイトル戦『王位戦』七番勝負第四局が行われます。
王位は、名人と合わせてニ冠を持つ29歳の豊島将之さん。愛称『とよぴー』。イケメンで、かっこいいというよか、可愛い感じ?
挑戦者は、『千駄ヶ谷の受け師』の異名を持つ木村一基九段。

豊島さんは、小学生時代から有望視されていて、中学生棋士の期待も掛かっていた天才。谷川浩司九段に『間違いなくタイトルを取る器』と言わしめた程の存在です。

中学生棋士にはなれなかったものの16歳でプロ棋士になり、各棋戦で活躍してきました。
にも関わらず、初タイトルは28歳。昨年の棋聖戦で羽生善治棋聖を破って初載冠を果たすと『王位』、『名人』も獲得し、一気に三冠へ。但し、棋聖戦で渡辺明ニ冠に敗れて現在ニ冠。

対する木村一基九段は、46歳の髪も薄くなったおじさんで、タイトル獲得歴はありません。
タイトル挑戦は、7回目で王位戦では4回目の挑戦。今期、挑戦者決定戦で羽生善治九段を破っての挑戦です。

タイトルと言えば、羽生善治九段でしょうか。現在無冠とはいえ、タイトルの総獲得数99期。現役2位は谷川浩司九段の27期ですから、その違いは歴然。

99期もタイトルを持っているから、若手棋士がタイトル初挑戦というときの相手になる事も多く、これまで11回戦って10勝1敗。しかも2年前に初めて負けるまで、初挑戦の相手に10連勝していたのです。

豊島さん、木村さんとも、初挑戦のときでは無いですが、何度か羽生さんと戦って敗れています。

将棋のタイトル戦は、言うなれば、最終選考に2人しか残らない小説賞みたいなもの。ここまで来て敗れるのは相当悔しいでしょう。

最終選考で落ちて、頑張ってまた2人しか残れない最終選考まで来て、また落選。

これを3度、4度、5度と繰り返せばさすがに心が折れそうなものですが。

上手くいっているときは、誰でも頑張れます。
『やったー、小説賞受賞だー。これを励みに頑張るぞ』
というのは難しくありません。油断して、消えていく人もいますが、それはその程度の器だったのでしょう。

本当に凄いのは、最終選考に落ちて、努力して、努力して、また最終選考に落ちて。努力して努力して努力して、また最終選考で落っこちて。

豊島さんは、5回目の挑戦で初タイトル獲得。木村さんは、これまで6回最終選考まで来て落とされて、それでも不屈の闘志で努力に努力を重ねて、7回目のタイトル挑戦にこぎつけています。もう46歳。長年の苦労は、その髪型が物語っています。

勝負の世界というのは、どうしてこうも残酷なのでしょう?

何十年もの間、弛まざる努力を続けてチャンスを得ても結局、羽生善治九段や渡辺明三冠といった桁外れの天才が、タイトルを重ねていくのです。

後ろを見れば、数十年に一度の天才藤井聡太七段を始め、若手の強豪棋士が迫って来ています。

勝利の女神様も、ここまで頑張ってきた木村一基九段にタイトルを取らせてあげてもいいのに、と思うのですが。

小説の世界も、努力が報われないという事が数多くあると思います。
それでも、弛まず、腐らず、日々の努力を怠らず、研鑽を重ねていけば、いつか報われる日が訪れるはずです。

『努力したからといって結果が出るとは限らない。けれども結果を出した者は、すべからく努力している』

努力は成功へのエントリーチケット(=応募券)。最後まで自分を信じ貫こう☆

私カクヨムの初コンテストは、散々な結果に終わるかもしれません★でも逃げずに頑張りたいと思います♪

みんな、ファイトよ〜♡

6件のコメント

  • 魔女っ子★ゆきちゃん さま

    ああ。すみません、言葉足らずでした。個人が大人になってもラノベを読んでいる行為自体はちっとも悪くないです。私もそうですし。私は社会に出て働いて外から見たらどう見ても大人で社会人ですけど、ラノベを読みますし、漫画も読みますし、アニメもむっちゃ見ます。しかも、カクヨムにアニメの感想なんて書いちゃってます。

    好きなものはいくつになっても好きでいいです。逆に好きなものを好きと言えない世界は不幸だしいびつだし悲しいです。因みに、今読み始めてもらっている『嘘つき先輩』に、そんなセリフが出てきます(宣伝にアラズ)。

    っていう前提の上で言います。大量のいい歳をした大人たちがラノベ(のみ)にどっぷりと浸かっている状況は、気持ち悪いです。

    昔々、電車の中でたくさんのサラリーマンたちが週間漫画雑誌を読んでいる光景が嘆かわしいなんて言われたことがありましたけど、もし今、車両に乗っている乗客が全員ラノベを読んでいたら、私はその車両をそっと降ります。キモい。

    ただややこしいことに昔のラノベと今のラノベは明らかに違っていて、一般文芸のラノベ化も進んでいてますますややこしいので、ここで言うラノベは今のラノベということにしておきます。

    ラノベや漫画やアニメには素晴らしい作品がいっぱいあります。それらは年齢関係なくおススメしたいものばかりです。といいますか、今どき漫画やアニメを子供の読む(見る)ものだと言う人はいませんよね(ラノベは微妙だけど)。

    ただ、世の中にはラノベ以外にも素晴らしいものはたくさんあります。たくさんのプロの手を経て商業出版されているラノベならともかく(それでも微妙だけど)、カクヨムやなろうにアップされている異世界モノが大量に読まれているのを見ると、単純にもったいなーって思うのです。ほかにもっとすんげーものがいっぱいあるんだよっていいたくなっちゃう。

    カクヨムやなろうを入り口として、一般小説、商業小説に広がっていけばそれはそれでいい、っていうかそれが普通だと思っていたんだけど……で、ここで前回のコメントにつながるわけです。

    もちろん、実態は分かりませんよ。なろう系異世界モノ読書の年齢層やほかにどんなものを読んでいるのかは。ただ、私が見ている限りではこれまで書いたようなネガティブな印象しか受けません。

    異世界転生モノが好きでそればっかり読んでる大人の存在を認めて、そういう人がいても別にいいよ、っていうのが成熟した社会であるなら、異世界転生モノ以外のたくさんの優れた小説の存在を認め、それらに触れていくことが成熟した大人だと私は思います。

    はっ。こういうこと書き始めるとむっちゃ長くなっちゃうんです、ごめんなさい!

    色々書きましたけど、昨今のラノベ事情にまつわるモヤモヤを出発点に自分なりの考えをもとに書いた『さよなら、ライトノベル』っていう小説がありまして、それ読んでいただくといいかなー、って結局宣伝かい!
  • Han Lu先生ったら、どれだけ今のラノベ嫌いなんですか?
    でも良いですよ♡
    おっしゃりたいことは分かります♪

    私もランキング上位の作品を読んだ方が良いのかな、と思ってタイトルを見たりするんだけれど
    「あ〜、どれも読みたいと思わない★」
    どうなってるんでしょうね?

    熟成っていうのは、色々な作品が支持されるっていうこと、つまり多様性があるってことだと考えています。
    そういう意味でいうと、カクヨムなどの小説サイトとか電子書籍などは、まだ始まったばかりなんだと思います。
    漫画やアニメなどが、若い人が年齢を重ねていくうちに広がっていったように、小説サイトも今の若い人が30年後も50年後も同じように利用してると思います。
    そして、その頃には様々なジャンルに興味が拡散されているはずです。

    異世界転生ブームは、あと10年も続かないと思います。新しいアイディアがぽんぽん出てくるとは思えないし。
    異世界転生モノは、骨の髄までしゃぶり尽くされて、ジャンルとしての魅力を失うはずです。読者さんだって、いい加減飽きるでしょうし。

    実は、今が大きなチャンスなのかもしれません。次に来るのは何だろう?

    『さよなら、ライトノベル』ですか。
    Han Lu先生に読みなさい、と言われてスルーできるほど、肝っ玉も座ってないですし、拝読させて頂きますね♡
  • 魔女っ子★ゆきちゃん さま

    ええと、はい、今のラノベ、ごにょごにょ……です。読みますけどね。プロの書いたものは。

    多様性は大事ですよね。日本はなかなか多様性が育たないのではと思っていたのですけど。

    異世界ブーム、私としてはとっとと終わっていだだく分にはまったく問題ないですけど(私は意外としぶといと密かに思っていますけど)、次にもっとひどいのが来たらどうしよーと思わなくもないです。次に来るの、何でしょうね。

    あの、『さよラノ』、よければでいいので、お時間のあるときに(急に弱気)。

    いつもありがとうございます。ではでは!
  • 魔女っ子★ゆきちゃん さま

    奈月さんの少し前の近況ノートを覗いていてさっき気が付きました。ちょっと前のゆきちゃんさんのコメント。

    >えっ?○○ちゃんが妊婦さんに?
     今読んでる小説の未来を知っちゃたよ〜★
     そういう情報は小説を読んで知りたかったな、と。

    これ、私のことかー。いやー今初めて気が付きました。てへ。

    ただ、ちょっと言い訳(?)

    私が書いた文章はこうです。
    『美登利ちゃんの妖婦っぷりが』
    『妊婦』じゃなくて、『妖婦』だよー。

    私、自分が書いたことはほぼ覚えているつもりなので、これまで『妊婦』なんて単語、近況ノートで書いたことないよなーと思ってたんです。謎が解けました。

    いや、今読まれているところってまだみどちゃん高校生ですからね、『妖婦』でも十分ネタばれじゃんと言われたらそうかもなのですけど、いやいや、実はこんなもんじゃないんですよ。

    今はみんなドッジボールとかやってますけど、この先どんどん、とんでもないことになっていくのですよ。

    あなたはまだ沙耶姉さんの本当の恐ろしさを知らないのです。ふふふ。

    ともあれ、奈月さんも書かれていましたけれど、近況ノートって誰でも読むことができますから、ちょっと気をつけなきゃですね。ほかの人の作品に関しては一応重大なネタバレをしたことはないとは思うのですけど。たぶん。

    あーすっきりしたー。

    Lotusまで読まれたら、いろいろと語り合いたいなー。

    というわけで、ではではまた!
  • 『妖婦』でしたか。小学生からやり直してこないとダメですね★
    失礼しました。

    ところで先日、ファミ通文庫の2次通過作を見て、気持ち悪くなりました。
    書く方もなんだけれども、それ以上に選ぶ方が気持ち悪い★商業出版としては、人気のあるジャンルを拾い上げなきゃいけないんだろうけれど。自ら自分の首を絞めてるようにしか見えない。

    早く異世界転生モノに終止符を打たないと、ラノベの毒が、他の小説を蝕んでいってしまいそう。もう、既にそうなりつつあるんだよね?

    そういえば私、異世界転生モノで『この素晴らしい世界に祝福を』だったかな?
    それを以前読んでて、これの続きは気になります。でも逆にこれ以外は読まなくていいや、とも思います。

    似たようなモノ量産しても仕方ないのに。
    そんなムダなモノ作るよりかは、Han Lu先生の作品を出版した方が100倍良い。

    ファミ通文庫の2次通過作を見て思ったもん。『エンケラドゥスで待っている』に勝てるタイトル1個もない。恐らく内容も然り。

    やっぱり歪んでますよね?出版社が、読み手を育てていかないと、いつまで経っても卒業出来ないということになるのでしょうか。

    出版社が読み手を育ててくれないのであれば、カクヨムで書いている人間が、異世界転生モノから他の小説への橋渡しをしていかなくてはなりませんね。

    ともに頑張って参りましょう♡(さも同格であるかのように締める)
  • 魔女っ子★ゆきちゃん さま

    ファミ通文庫大賞、応募数2,391作品ですかー。すごいですね。そのうち二次選考通過31作品なんですね。私はたぶんこれらを読むことはないと思いますけど。あ、でも通過作品のひとつ『ネットでググりながらセックスするJKカップルの話』は結構面白かったです。ちょっとしか読んでませんけど。

    出版社もビジネスですからね。私が出版社の人間なら、異世界モノがガンガン売れるような企画を出せ、と言っているでしょうね。カクヨム内で作品を集められれば、人件費の削減にもなりますし。

    ところで、『このすば』、私はアニメしか見ていませんけど、好きです。でも確かに、一つで十分ですね。

    状況が変わっていけばいいですよね~。

    ではでは~。
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