美容院の待ち時間に寺山修司の詩集を読んでいました。
どれも素晴らしい詩だったけれど、特に海を題材にしたものが私は好きです。
私の故郷は、すぐそばに海がある町でしたが、高台に住んでいたせいか、不思議と海を身近に感じたことはありません。
けれど、大きな街に行くために乗った電車の線路は海に面していて、その時だけは海の近くにいるんだと実感していました。
今は海が遠い街に住んでいるためか、海のことを思い出すこともなく日々を過ごしています。
けれど、素晴らしい海の詩を見ると、私も海のことをどうにか表現したい衝動に駆られます。
海の近くに住めば良いのか、と思いますが、暫くは叶わないことです。
独り言にお付き合いありがとうございました。