「防災対策」とか「防寒対策」って聞くんですけど、私としてはめちゃくちゃ違和感があるんですよね。
「防災」とか「防寒」でしょって。
「災害対策」とか「寒さ対策」ならわかりますよ。


「防災対策」って言われると、

「地震を起こせば、あの町は壊滅するのではないか?」
「調べたところ、免震だの耐震だのと言って揺れに強くしておりまして、多少の揺れでは不可能です」
「それでは、大雨で川を氾濫させ、水没させようではないか」
「それが、川が氾濫しないように堤防を築き、川底を深くしなど、既に対策されております」
「では、台風だ。風ならばどうだ」
「それが、建造物はかなり頑丈で、吹き飛ばすことはおろか、飛来物を当てての破損も厳しい状況です。過去には簡単に割ることができたガラスでさえ、今では相当のエネルギーがないと割ることができません」
「ふむ、やつらも我らの攻撃に備えているのだな」
「ええ。長年にわたる攻防の結果、あちらは『防災』と称して、我々の攻撃から身を守るため、色々とやっているようです。あちらが強固になった分、我々もさらなる手が必要です」
「なるほど。『防災対策』が必要というわけだな」

みたいな感じ。


「防寒対策」なら、

いいこと、あなたたちの寒気で、あいつらを凍えさせる。それが仕事よ。相手も寒いことはわかっている。だから、発熱するものを身につけたり、着込んだり、手を打ってきている。老人の「こうすれば一発さ」なんて言う方法を信じちゃダメ。昔と今じゃ、敵の状態が全然違うんだから。『防寒対策』で学んだことをしっかりと発揮しなさい。

みたいな。