• エッセイ・ノンフィクション

ギガアンチの話

ちゃお!
わたしでございます🎀

最近ちゃおという挨拶にハマっているのですが、現実で大学の友達を相手に発動しまくっていたら気味悪がられてしまいましたので、この場で失礼いたします。



突然ですが、カクヨムにて作品を投稿されている皆様。
これまでに作品に対して心ない言葉を投げかけられたことはありますか?😢

2023年6月でカクヨム歴半年ちょいのわたくしには、実は投稿を始めた頃から継続して以下のような非常に辛辣な意見しかぶつけてこない、ギガアンチとも呼ぶべき人が存在します。

キャラクターが薄い、台詞が不自然、展開が御都合主義すぎ、登場人物の発言内容が矛盾している、描写がしつこい、心情が一切伝わってこない、そもそも設定に無理がある、多少文章が上手かろうが内容が伴ってなきゃまるで意味がない、お前の小説は物語としてじゃなく作文としての完成度だけで評価されている――などなど。

もちろん言われっぱなしではたまらないのでわたしも反撃するのだけど、だいたいいつも論破されてしまい、そのうえミュートもブロックもできなくて、大変手強いのです。

なぜならそのギガアンチとはほかでもなく、わたし自身だからです。



どうでもいいことですがわたしの本業は美大生でして、大学で制作をしている時にもこのギガアンチというのはひょっこり顔を出します。

デッサンが下手、パースがめちゃくちゃ、結局なにを作りたいのかわからない、素材の選択からして間違ってる――などなど。

もちろん言われっぱなしではたまらないのでわたしも反撃するのだけど以下同文です🥲
(ちなみに美大界隈にしか伝わらない&使えない技ですが、⬆のような自作品への客観的かつ辛辣な意見を講評の時にまず自分から話しておくと、教授から「自己分析がしっかりしてて偉いね」みたいに褒められます。本当です)



小説でもそれ以外でもギガアンチが出没するタイミングというのはわたしの中で決まっているらしく、それはどうやら、作品が行き詰まりつつある時です。
上手くいっている時には、比較的おとなしくしてくれています。

つまりギガアンチの活発な意見こそが、今のままのやり方じゃ失敗するぜと教えてくれるわけです。

だからわたしはギガアンチが喋り出した時には、なるべく素直に耳を傾けるようにしています(例えば現在投稿中の「はゆるの漂流」ですと、投稿開始からこれまでに5、6回はギガアンチが出ていて、その度に全体のプロットを大幅に修正しました)。

そして、このように精神的な自傷行為に勤しんだ結果、いつしかわたくしは異常なほどメンタルが鍛えられ、自分以外の人から多少嫌なことを言われてもなんとも思わなくなりました。



SNSなどで心ない言葉を投げかけられて傷ついた人に対して、無視に限るとか気にしないのがいちばんとかはよく言うけれど、そのマインドが備わってるなら最初から傷つかないわけで。

別に無視しなくていいし気にしたっていいけど、ダメージを受ける必要性は皆無と思っています。

こうした精神性をわたくしは自己批判によって身につけましたので、心にギガアンチを飼うというのはかなりおすすめです!!
(もちろん、単なる自己否定や卑下になってしまうのは良くないことです🥺
建設的ではない破壊的批判は単なる悪口で、そういうことしか言ってこない相手とは極力関わらないのが賢明です。それが自分自身だとしても)



特にわたし自身になにかあったとか、ほかの作者様が嫌な目に遭われているのを見かけたとかではぜんぜんないのですが、ふと思い立ったので書いてみました。

平穏にカクヨムを楽しみたいものですな🥰✨

(⬇見て!!1234!!!🥳)

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