GWは地獄のように暇、なはずだ。
金も健康もない自由なんて退屈以外のなにものでもない。
現在、双極性障害で通院中のリアル障がい者である僕はどちらもない。
つまり、暇確定である。ネットがなかったら暇すぎて脳が蒸発していたかもしれない。
ここで小説のネタになるかもしれないので、精神障がい者について少し説明しよう。
大通りの中、なんかいきなり大声を出して暴れ出す、そんなやつはいない。たまにしか。ちなみに都市伝説で黄色いのとか緑のとか特注の救急車が来るというのがあるが、普通の救急車か、警察官がパトカーで来るだけです。
だいたいの障がい者は普段は家で家事などを行い、療養のために専門の医院に通院します。その期間は1~4週間の間と決まっていて、それより長くても短くてもダメです。(薬の処方箋の量の関係で)
僕が受けているのは2種類あって、ひとつは先ほど挙げた通院です。そしてもうひとつがデイケアと呼ばれる医療サービスです。
デイケアは学校や幼稚園? もしくは老人ホームをイメージすればよろしい。月曜日から金曜日まで決められた時間、同じような病気のみんなで集まって、適当にのんびり過ごしたり、料理をしたり、ゲーム大会をしたり、DVD鑑賞会をしたりとまったり過ごし、普通のひとの生活リズムに身体を慣らしていったり、集団生活に馴染む方法を身に着けることを目的にしています。
なにせこの集団はそもそもが人間関係によって心がぶっ壊れたものばかりだですし、生まれつき軽度の知的障害を持つものも普通に何人かいます。ただの無難な会話すらまともにできない人間も珍しくありません。
国に公認されたリアルコミュ障が大勢を占めています。
ただ、そのひとたちの行動を見ていると、確かに迷惑な行為が多いのですが、その本意は単なる善意だったりすることが大半を占めます。
まさに精神に「障がい」があるからこそこうなってしまうんだな、と実感してしまいます。
さて、ここでこうやって文章を書いている僕の病状はどうなんだ?
そう考える方もおられる方もいるかもしれないでしょう。
文章を読む限り、そんな障がいをを受けているようには全然見えないというのはあり得る話なんです。
そしてそれこそが僕の双極性障害、世間一般では躁鬱病として有名な病の厄介なところなのです、
というわけで、次回に続く。