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ゾンビ邦画に関するもやもや

 ずいぶん時間が経ってしまいました。申しわけありません。
 休んでいるうちに、3月10日には電撃文庫から、新刊連作短篇「死なないセレンの昼と夜」第二集が出まして。おかげさまで好評発売中です。よろしかったらぜひどうぞ。

 さて、問題なのは、「改訂版・少女ヒーロー読本」です。
 というのも、なかなか書けずに鬱々としている内に、映画界を揺るがす性被害問題がおきたのですが、いま扱っている系統の作品には、その中で加害者の疑いがあるスタッフが、複数いる、と思われるからです。少なくともひとりは、確認しました。
 そういう人たちの作品を、無定見に取り上げるのは、人としてどうか、と思うんですね。
 ただ一方では、そういう「犯罪」(まだ犯罪かどうか、はっきりしないもので……)とは関係なく、厳しい状況の中で、苦労して作品を作り上げている方々もいらっしゃると思います。その見分けは、私にはつきません。

 というような状態で、もう少し、様子を見よう──と思っているのですが、一方では、このジャンルの作品を、ごそっと捨ててしまう方がいいのかな、とも考えています。
 煮え切らない態度で申しわけありませんが、そんなわけで、もうしばらくお待ち下さい。最後までは、なんとしても書きますので。

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