お待たせしました。第2章 第二幕 第4話、公開いたしました。
このお話で第二幕の前半が終了となります。
今回のお話は、後半のお話につなげるための状況整理を行う回とさせていただきました。
戦闘シーンが続いたおかげで、少し置いてけぼりになってしまっていた、佳奈さんと詩織さんの動向を冒頭に置いてみたり。。
この冒頭で佳奈さんと詩織さんの会話の中で伏線回収もしながら、新たな伏線を巻いてみたり。。
色んな表現方法を思いついては書き直したり。。
5000文字程度と、第二幕19話の約半分位の量ではありますが、物語の整合性を取るにはやはりこういうお話も必要なんだなと、7回くらい書き直してたりします。
第二幕の前半では、混乱が続くなかで、登場人物の会話を通じての状況説明を行いました。
後半は、ある程度整理できた状態を踏まえて、仕切り直した戦闘シーンと人間群像劇が続きます。
実は、このお話、初めはほとんど地の文で書いてたので、第二幕は全20話の予定でした。。
ただ、推敲を重ねるうちに、「これ……読み難いなぁ……」と思ってしまったので、文字数多くても可読性を高める工夫が必要との結論に至りました。。
具体的には、近況ノートでも、度々、触れさせていただきましたが、テンポのいい会話に説明を混ぜる形式に書き直しています。
その後、プロットから書き下した地の文を分解して、以下①~⑤の作業をしています。
①物語の主軸となる会話
②背景描写となる地の文の整理
③各話をつなげるための前後の説明
④これまで投稿してきたお話との整合性チェック
⑤設定上、無理がないかのチェック
(設定自体が破綻していれば、設定の見直し)
等
物語を執筆する手法は色々あると思うのですが、私は一度にすべての表現をかき上げることができないので、要素を分解して、段階的に表現を詰めるということをしています。
ぱぱっとかける人って、本当にすごいですね!