実は私は万年筆と原稿用紙で小説の草稿を書いています。最終的には勿論PCで清書して同人誌の原稿に仕上げるなり、カクヨムへのアップデートなりをしているのですが、この基本スタイルは変わっていません。これまでセーラー万年筆のプロフェッショナルギア銀@長刀研ぎを愛用していたのですが、先日、2本目の万年筆を購入しました。ドイツの名門ペリカンのスーベレーンM600です。これで長刀とペリカンの書き味の異なる二本差しで原稿用紙に臨むことになったのですが、やはり万年筆は良いですね。万年筆は思考を邪魔しない書きやすさを売りにしている向きもありますが、私にしてみれば思考を邪魔しないというよりも、むしろ思考と発想を促すための重要なツールとなっています。今日は休日だったので、本を買いに出かけた時以外はずっと音楽を聴きながら原稿用紙に向かっていました。原稿用紙にして13枚。孝次たちの物語もだんだん進展し、クライマックスが見えてきました。最新話のアップはもう少し推敲したいのでしばらく先になりますが、懲りずにお付き合い頂ければ幸いです。