• 現代ファンタジー

怪物揺光譚 第2話裏設定

 架が光を連れて来たのにも関わらず時雨の部屋に入らなかったのは、方法がなく仕方がないとはいえ光の叔父を殺してしまった自分といては落ち着けないだろうと思い、そうした。架をよく知る者がこれを聞いたら卒倒しそうなほど珍しく気を利かせた行動である。時雨は架が移動中にそうすると聞いていたので知っており、内心かなり喜んでいた。俗に言う「この子、こんなに立派になって……!!(感涙の咽び)」である。

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