読み終わったけど、鬱々とした、すっきりしない読後感。
もやもやしちゃう。
答えのない問題を、ただ観察するかんじで、まるっきり答えを出さないスタイル。
これが作者の意図なんだろうけど、作品的にはどうなんだろ?
もしもこれが選ばれたら、多分、選考委員の方は、よほどわかるのか、全く共感できないままに、新たなZ世代的な感性、と受け取るのかなぁ
世代テーマは、いつかやりたいんで、参考にしたいですが、ちょっと、閉塞感の高い読後感でした。
湿度高めです。
…てか、沼田は、結局、どうしたいん?
ってなるのは、キャラぶれではなく、作品の意図だとしたら、あれをヨシとした編集はかなりすごいな。
全体的には、意識高い人たちを見続け、踊らされた人にシニカルな、時には同情的な視点、または苛立ちのようなものを投げかけた作品に見えました。
生きる正解を難しく考えて迷走する人々の悲しさって感じかな?
泣けも笑えもしない、独特な感じ。
ハイペースで読んだけど、合ってるかな?
どれどれ、他の人の感想も見てみるか。