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『読者ハ読ムナ(笑)』 読了

『うしおととら』の藤田和日郎さんの……うーん、これって、小説技法ではないんだけど、モノ作りに関する指南書というべきかな? 心構え的な部分。

随分前に買った本だけど、漫画だしなぁ。と、あまり積極的には読んでいませんでしたが、最近になってちょこちょこと読み進めました。

漫画と小説は根本の技法が違うので一概に同じとは言えないものの、クリエイティブに対する心構え的な部分では参考になります。

特に新人の持ち込みのくだりは、小説の新人賞に対するスタンスにも通じるところがあるのだろうと想像しながら……。

一番印象に残ったのは「オリジナリティ」についての部分。
小説もそうだけど「正解はない」うえで、自分の「好き」を追求する。
「好き」には、本人だけの「こうあるべき」が凝縮されているという考え方は、共感できる。

それが自分の武器。

武器……。
色々なことは知っているけど「好き」を基準にするとどうなるんだろ……。

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