万城目学先生、ついに直木賞!!
通称・万城目ワールドで知られる、軽妙でかつ感動的な、不思議な世界観の万城目学先生。大好きな作家さんです!
ずっと直木賞にノミネートされては受賞を逃し続け、もはや万城目ワールドでは直木賞は無理なのではとヤキモキしていました。
今回、ホルモー六景以来の京都を舞台にした小説『八月の御所グラウンド』で直木賞ー! すごーい!
設定だけでなく、キャラクターも見事で、『鴨川ホルモー』の「楠木ふみ」や、『鹿男あをによし』の「鹿」や、『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』の犬の「玄三郎さん」など、魅力たっぷりの脇役たちが、面白くて夢中になりました。
是非『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』『鹿男あをによし』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』だけでも読んでください!!!! ええ、回しものですとも!!!
最近、『四畳半神話大系』の森見登美彦先生といい、『成瀬は天下を取りに行く』の宮島美奈先生といい、関西系の地方色豊かな作品が楽しくて仕方ないです。
ああいうのいつか書きたいなぁ。
てか、いまざっと近況ノートで直木賞の話をしている人いないかなーって見たけど、全くいないね。。。あれ? エンタメ系を書いている人も、直木賞には興味ないのかぁ(白目