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自分用メモ

自分用のメモ。

流行を追うのはそこにニーズがあるから。
そのニーズにこたえるだけの技術の積み重ねで答える。

古典、レガシーには、何故そうなったのかの「意義」がある。
いまの流行には、その時代の人にとっての「意味」がある。

一方で、いま売れているからという理由で、過去のやり方同様に、全く同じものを作り続けることは、クリエティブにはならない。
意味の大量生産であり、聞く側見る側は「もうわかった」となる。

その状況を変えるには、誰もやっていないからこそやる。という理由、つまり「異議」が必要。

多くの編集者が「こういうのを求めてます」と新人賞の募集で伝えたいことは、そういう事なのではなかろうか?
意義を踏襲し、意味を捉えたうえで、異議を唱えて欲しいということか?

過去の意義や、現代の意味を考えながら、未来の為にその意義と意味に異議を唱え、市場に確かめながら、最高の技術と最高の専門性を提案することが創造性なのだとすると、この異議がクリエイターの「トガリ」と言われる部分。

迎合だけして、意義と意味だけに留まるのではなく、何故それを作ろうとしているのかという大きな新しい意味まで捉え、新しい意味、つまり異議を唱える。

独創性、クリエイティブには、ニーズのみに頼らない独自の世界観、独自の魅力をどう提案できるかにもかかっているのだろう。

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