私が好まない言い回しに、「口角を上げる」ってのと「〜と思う私がいた」っていうのがありまして、他にもあると思うんだけど、とりあえず代表的なのがこのふたつ
前者はたぶん小説の書き方の本なんかで「『笑う』という言葉はなるべく他の言い回しを使いましょう」なんて書かれてて、その例として挙げられてるんじゃないかと思うんですけど、とにかくウェブ小説やウェブから書籍化された作品には油断してるとびっくりするくらいよく出てきますね
後者はいつ頃から目にするようになったのか判りませんが、気がついたら女性作家の一人称小説でよく見るようになってましたね
何が言いたいかというと、ちょっとこのふたつは多用されすぎてて陳腐な言い回しになってるから、気をつけた方がいいんじゃない? と
で、『僕とキミの13フェイズ』7章目投稿しました
前後半に別れてて、前半は女性視点です
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883355003この女性は「見る目はある。マネジメントとかプロデュースのセンスもある。が、自分自身が作るものは凡庸」という設定なので、作中では敢えてそういう言い回しを使ってみました
元々の文章がアレなので、特別そこだけ陳腐なわけでもないんじゃない? と言われそうですが
ところで、自主企画の一覧見てたら面白そうなのを発見しました
「週刊連載全十二回勝負!!17夏」
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883561865私の『13フェイズ』をもう少し寝かせておけば、レギュレーション的にちょうどいい感じだったので参加できずに残念
あと、週イチで連載という企画なのに、さっそく開始では元々ちょうどいいネタを持ってる人でないと参加できないのが残念だなぁ、と
企画主は『どエルフさん』の人ですね
それから
『著作権フリー作品でいこう! inカクヨム』
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883471838シェアワールドとどう違うんだ? って思って企画主の人にも訊いてみたんですけど、どうも自分が考えてるのとニュアンスが違う気がして、拙作『駅』を応募するのはやめました
※20:15追記
『始末書を書こう!!』
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883565004これも面白そう! って思ったんですが、考えてみると誰が読んでも判る設定って難しいんですよね
簡単なのは二次創作だけど、それは元ネタ知らないとだし
『涼宮ハルヒの始末書』とかね
あとは、「サザエさん」の波平さんとか「水戸黄門」のうっかり八兵衛とか面白そうだけどカクヨム的に二次創作はアウトだし
そうなると、テンプレな魔王と勇者の話の魔王の部下とか、ステレオタイプな刑事物や時代劇、日本昔話とか?
意外と想像の翼をはためかすのは難しそうです
それでは今日も、ヨムヨム