栗尾りお

学年が上がり、仲のいい友達とは別のクラスになってしまった溝口鈴。 これからの人間関係のために、近くの席になった人たちと遊びに行くことにした。 しかし遊びに行く直前で忘れ物に気付き…

「今電話いい？」 唐突にかかってきた電話。 要件を伝えられて、電話が切れる。 これは、その後の物語。

3分程度で読める短編小説です。 登校時、部活中、放課後…… 些細な日常に紛れた恋愛短編をまとめました。 物語の順番、登場人物の名前は決めていません。気になった作品を好きな順番で…

『加護女（かごめ）』と呼ばれる女性たち。ほんの一握りしかいない彼女らには『加護』と呼ばれる不思議な力がある。 治癒、未来視、運命操作、読心術、天候操作。 人智を越える様々な力は人…

KAC20248のお題『めがね』に沿ったお話です。

幽霊部員だらけの美術室。いるのは絵を描く私と隣で寝る彼だけ。でも今日はいないから―― KAC20247のお題『色』にちなんだお話です。

KAC20246のお題『トリあえず』にちなんだ作品です！

私の部屋で一緒にゲームをする。ただ、それだけの関係だった。 KAC20245 お題『はなさないで』に合わせた作品です。（800字）

これは秘密を抱えた少女の物語。 KAC20244「ささくれ」にちなんだ900字程度の短編小説です。

　60年間を共にした老夫婦。会話もほとんどない生活に慣れたある日、妻は夫にとある箱を渡す。 　そこにはダイヤル式の鍵が。 　「私からのなぞなぞです。数字を当てて開けてください」…

風呂トイレ別。日当たりも良好。駅から徒歩5分で都心へのアクセスもいい。他にも様々な好条件が揃うこの物件を借りる人はいない。

とある冬の朝。頼られてばかりの委員長が待つのはクラスで人気者の彼だった。その理由とは―― これは予鈴が鳴るまでの三分間の物語。 KAC20241に沿った800字の短編小…

「世界を変える運命の恋」コンテスト参加作品。 　魔物と戦う冒険者が暮らす国。そんな国でミモザはシスターとして働いていた。 　教会内はいつも大忙しだ。 　無謀な行動をして大…

恋人へのプロポーズのために近所の花屋に入った太陽。真剣に花を選ぶなか、見覚えのある店員に声をかけられる。 どこか懐かしい気持ちを覚えつつ相談に乗ってもらっていると、何故かある夏の…

　「自分でいいのか？」 　何度も繰り返す自問自答。いくら努力しても大好きな人の理想像には勝てない。 　まだまだ伸ばさないとならない部分と直さなければならない部分。足掻いても足掻…

優しくてお金持ちでイケメンで家事も全部やってくれる。そんな理想の王子様が迎えに来てくれれば。 叶うはずもない夢を見つつパン屋の一人娘のネムは自分を盛大に甘やかし、平穏で怠惰な日…

思い通りにいかない事はたくさんある。 目の前で行ってしまう電車。回しても推しが出ないガチャ。大事な日に限って悪くなる体調。忘れたくても忘れられない思い出。 よくある話。そう言…