先ほどの公開をもちまして、少年神話~The Boyhood en:Cosmicism~を完全完結とさせていただきます!
昨年の7月下旬より制作に取り掛かり、当初の予定では5万~7万文字くらいで仕上げ、下書き込みで3ヵ月くらいで完成させ、気晴らしになればなぁと思っていたのですが、終わってみれば文字数は約18万4千文字、総制作期間約半年と、過去最長の話になってしまいました。
はい、酷いですね。無計画にしたって限度というものがあるでしょうに^q^;
書き終わってみて色々思うことはありますが、まず一番に言いたのは、恐らく今後、子供を主人公に据えた物語は書かないということです。何故なら、製作者のおっさんには子供のあれこれを描写するのが難しすぎるからですね。
以前他の方にも言いましたが、本作の主人公である梅原隼人が斜に構えている大人ぶった子供という設定でなければ、きっと途中で投げ出していたでしょう。
逆に言うならば、佐藤大地のシーンを描写するのは滅茶苦茶苦労しました。いや、書いているのはとても楽しかったんですけどね^^;
また何度も言ったことですが、本作はクトゥルフ神話TRPGのシナリオを小説として焼き直したものでしたが、書いている内、予定に無かったものが新たにどんどん肉付けされて、登場人物の心情や動きなど、当時では全く予想もしない仕上がりになったなぁと思っております。
一つの目標として、2016年に仕上げたこのシナリオを、今の私で乗り越えてより面白い話にできるかというものがありましたが、きっとそれは叶ったのかなぁと、そう感じている次第です。
そして手前みそですが、あれこれと修正しなきゃならないところがあると認める一方で、きっとこの話は面白く作ることができたんじゃないかと、生意気にもそう思いました。
少なくとも、文章を書く速度、言葉を捻出する速度だけは、ちょっぴり向上したようなそうでもないようなと、そう勝手に思っております(笑)
ただ今後、それがLiberator. The Nobody’s.に活かせるかと問われれば、正直なんとも言えないのですが。だって、作風も登場人物の傾向も、何もかもが違いますしね^q^;
そして今一番感じているのは、ちょっと寂しいという気持ちです。
Liberatorは現在三部まで完結済みとなっておりますが、それはあくまでもまだ話が続く前提ですので、こんな気持ちを抱いてはいませんでした。
ですが、話を終わらせるということで、こんなにもしんみりとした気持ちになるとは思いもよらず、実は先週あたりからどうにかして引き延ばせないかな、或いは書かなくて良い口実は無いかなと、そんな戯けたことを考えていたりもしました(爆)
ただ、そんな気持ちを振り払えたのは、ここまで読んで下さった皆様お蔭です。毎日たくさんの人が読んでくれて、応援やコメントをいただけたことに、なんとしても終わらせよう、少しでも良い話に仕上げようと、そんな気持ちにさせていただきました。
遅くなりましたが、そんな皆様に改めてお礼申し上げます。ここまでお付き合いいただき、本当に、本当にありがとうございました!m(_ _)m
それと、最終話で「ふざけんな!」と思われた皆様。本当に申し訳ありません。
でもそれこそがこの話でやりたかった最大のポイントであり、ある意味私の持ち味だと考えておりますので、どうか許して下さいますと幸いです(・ω<)☆
さて、今年の目標ですが、まだ何をどうするかを全く決めておりません。
一つ確実なのは、今年中にやるやらないにせよ、Liberatorの最新話を一度全部壊して作り直そうということです。
改めて下書きを見直しましたところ、このままではどれだけ上手く清書しても、ただの説明文のようななってしまいそうだと考え、そう決意しました。
ただ、それを最優先でやるかと言われますと、正直まだ悩んでおります。
他にも色々と書きたい話があるということ。そしてこれは私事になりますが、今年中に今の仕事を止めようと考えている都合、とある資格習得の為、半年ほど資格の勉強をしたいと考えているからです。
そういったことを踏まえまして、何をどうするかということを全く決めてはおりませんが、それでも、“書くこと”と“読むこと”これだけは絶対に止めないでいようと、そう考えております。
ただ取り急ぎ、Liberatorの方でいただいたPVや♡の返礼小話を、ちょこちょこ書かせていただこうかなと、まずはそういった方向で活動しようと考えています。
いや、本当に、コメントや☆評価をいただいていたのに、そういった返礼ができていくて本当に申し訳ありませんでしたm(_ _;)m
長くなりましたが、また何か思ったことがありましたらまたこちらでご報告させていただければと思います。
改めまして、少年神話並びにLiberator、その他の話を呼んで下さった皆様、本当にありがとうございました!m(_ _)m
追伸
この話を制作するにあたって、エンディングテーマにイメージした曲があります。
どちらもジュブナイルストーリーを飾るにはピッタリな曲ですが、どちらを聴くかで印象が変わってきます。
ですので、最終章の“新しい朝と柔らかな感触”、また、最新章の“グッデイグッバイ”までをお読みの方、もしよろしければ、爆風スランプさんより“神話”、山下達郎さんより“瞳の中のRainbow”、和田光司さんより“Butter-Fly”を聞いていただき、どれが合っていたかを教えていただけますと嬉しいです^^