真夏に冷房が壊れました。いきなりの出費と暑さに絶望。
25年間働いたので仕方ないかなと思いつつ、せめてもう少し……と思っています。
皆さんも暑さに気をつけてくださいね。水分は大事ですよ。
初恋で表せる淡い感情ではない。
どろどろと煮溶けて、気味の悪い泡を浮かばせるもの。
黴のようにこびりつき、私の全てを蝕む熱病。
おそらく一生憑きまとうだろう。
私はこの感情に呪われたのだ。あまりにも憐れで、同情すら湧かない。
これを抱えたまま生きていくなど、僧が受ける苦行が生温く見える。
一番腹が立つのは、私自身がこんなにも苦しんでいること。
呪いの原因にとなった男は私に見向きもしないのに、切なさだけが募る。
いっそのことあれを始末すればと思うが、実行できずに唇を噛むだけ。
ああ、煩わしい。この呪いは私になにをもたらすのか。
邪な神に問うても意味がなく、いつ正解に辿り着くのだろう。
この感情を昇華できる方法があるとすれば――。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885803826/episodes/1177354054921169264