生で見て朝録画したやつを今見直しました。

率直な感想は悪くはなかったと思います。チームとしてのレベルの差が大きく出ましたね。


ではスイスとの差とはなんだろう?
そう考えたとき僕はいくつか思い当たることがありました。

・当たり前のことがきちんとできているかどうかということ

・ドリブル、裏への意識

・スペースを使えるかまたは作れるか



大きくはこんな感じではないでしょうか?

最初の当たり前のことができているかということですが、まずは守備の連動ができているときとできていないときがありました。

特にハーフライン付近で守備をやるとき。
寄せるのか撤退守備なのかということが統一されていなかったです。前でコースを切って寄せているのに他の人が連動せずあっさりパスを出されていました。またコースの切り方も甘く空いた逆へパスを回され、慌てて長谷部や大島が詰めていましたが引っ張り出されてピンチを招いていました。

さらにスイスは1つ先の選手にパスを出すことができていました。
逆に日本は多くの選手が近くの選手の足元へのパスばかり…
これでは攻めきれませんよね。

1つ先の選手にパスを出すことができれば相手のマークがずれ、飛ばした間にいる選手は前を向いてパスを受けることができます。
今日の日本ではこれができてもあまりうまく攻撃ができなかったと思います。

それはなぜか?
攻撃の連動が凄く悪かった…
どうすれば良かったのか?
ひとつ気になったのは右サイドハーフの原口選手です。
監督の指示なのかカウンターの際に外に張り出したままのポジションを維持していました。
あそこでよくダイアゴナルランと呼ばれる斜めに走り込む動きをやっていければ良かったのかと思いました。
実際日本はダイアゴナルな動きがほぼありませんでした。
この動きの利点はピッチを斜めに動くことで相手にマークの受け渡しが発生すること。それにともないスペースが生まれることです。またこの動きでパスを受けたとき、半身の状態なので前を向きやすくそのままドリブルに移行しやすいということもあります。

ここでもうひとつの問題は選手のなかにドリブルという選択肢が無かったことです…
ドリブルすれば相手は縦を切るのか横を切るのかという判断、それに抜かれない間合いを取ります。こちらにとっては余裕も生まれるしパスコースも広がる。
後半から交代で出てきた乾選手が凄くよかったです。周りの選手の足が止まっていたのが凄く残念でしたが、このあたりはハリル前監督からの負の遺産がありますので悲しいですね。
あそこで他の選手が連動してスペースを作ったりシュートコースをあける動きができればいいのですが…


じゃあ今回日本はいいところがなかったのかと言われるとそうではないです。

ディフェンスですが、連動して高い位置で取り返すこともできていました。
ただ本田選手を始め、攻撃人の寄せが遅い場面が多く感じたので相手が上手ければそうしたところから失点が生まれてしまうのかなぁと思いました。

それから今回は4バックにしてディフェンスラインでボールを回すようにしていました。ビルドアップにディフェンスも加わることは凄く良いと思います。長谷部選手と大島選手が上手く顔を出しもらえていましたしダイレクトを挟んで相手のマークをずらすこともできていました。
欲を言えば、ディフェンスラインでダイレクトを混ぜてパスを繋ぎパスコースを広げ、前線では本田選手か宇佐美選手がダイアゴナルランで引き付けたりスペースを作り方、そこに大迫選手が降りていき楔のパスを受け、高い位置からボールを繋ぎゴールへと向かうという形を見たかったです。

それから気になったのがこちらのオフサイドが無かったんじゃないかと思います。
裏を狙う意識がないというのは良くないです。
相手にとって裏のスペースを使われないということを考えるとよくわかると思います。

相手の守備をいかに後手に回すかということが重要なサッカーで…このままじゃ…ダメだと思いませんか?

それでも、ガーナ戦よりも遥かに良かったとは思います。
少しずつ良くなっていってます。

選手も監督もスタッフも全力なのは間違いありません。
監督の交代もありました。時間はありません。
それでもやるしかありません。
コロンビア戦までは1試合親善試合が残ってますし更なる進化を信じましょう!

日本ガンバレ!!