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泣きむし翠の退魔録ですが、終章の第6話を投稿しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818023213305826143ちょっと伸びましたが、あと4話か5話で完結になります!
たいていクライマックスが予定より伸びがちですが。。そんなものなんでしょうか?
また、投稿済みの『第5話』の、黒の回想の話を少し変えさせていただきました、、
大きな変化ではありませんが、調整となっています。(読み直していただくほど大きな変更ではないと思います)
トータルでは、本作は今週末には完結すると思います!
クライマックスは重い部分がありますが、その中で主人公は、『素直』という概念に向きあっていきます。
素直、というのは主人公の師匠である、高木先生の教育方針でもあります。
同時に、僕自身が思う、人間らしい生き方の指針でもあるんです。
人間の生き方って、いろいろな尺度がありますね。
優しさ、強さ、社会的成功、人徳。
なにがその人にとっての『正しさ』なのか。
僕はなんとなく、『その人の宿命』を生きたら、少なくともその人にとっての『正しさ』を生きられるのではないかと思うのです。
正しさは、人ごとに違う。
言い換えれば、『その人の正しさを生きる=素直』なのです。
その人が自分の心と対話し、もっとも自分らしく生きられる状態。
それが正解なんじゃないかなと。
本作の主人公『橘花翠』は、とても気弱で優柔不断です。
でも、彼には彼の。彼だけの生き方がある。
そこにたどりついてほしい。
そんなふうに思っています。
翠はここからさらに、『弱さ』に立ち向かっていきます。
このお話はきっと、『強さ』に向かう話ではなくて。
『真の弱さ』へと向かうお話なのかなと。。
『真の弱さ』ってものがあっていいと思うのです。
そんな、自分の答えに向かうための『素直さ』なのかなと。
もし『誰にとっても共通する、ひとつの正しさ』があるとしたら、それは素直さなんじゃないかな、と思うのです。
でもですね、、快楽主義、とはちょっと違うのです。この話はまた別で。。
さて、泣きむし翠は、試練の先に、どこへたどりつくのか。。
足掛けで長く書いてきた本作。なんとかクライマックスへとやってきました。
僕も書き上げの読み口や、読後感がまだ、想像しきれないのですが、、
全力で仕上げます!
引き続きお付き合いください!