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滅びの国の魔女紀行ですが、エピソード『シェイテの慈悲』を終えました。
謎多き生き残りの青年ライリのお話は、一応の決着を迎えました。
ぶらり旅はこれで終わりで、ここからクライマックスです。
滅びの国の魔女紀行 シェイテの慈悲↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330669354890071/episodes/16818093081513412300リティのセリフから引用します。闇を背負う生き残りの青年ライリに対して。
「わたしは、思うんです。女神ミュートは、あるいは夜風のシェイテは、わたしたちに、生まれ変われ、って言っているのかもしれません。終わりじゃないんだ、って。――だって、世界は、こんなにも荒廃してしまったけれど。――まだあるんです。続いているじゃないですか……。わたしたちも…………」
このエピソードは、滅びの真相に近づきながらも、単体としてもエモいエピソードになったと思います。
役割とは、個人の力とは、信仰とは。そんなことを考えながら描きました。
さて、この次の「最果ての村で」より終盤になります。最後の4エピソードがはじまります。
氷の年の謎、神話の実相、魔法の力との決着、アズナイの消息。
ゆる旅がついに、真実へ収束していきます。
僕の思うハイファンタジーというものをぶつけている作品です。
ちなみに、最初の構想ではふわりとしたオープンエンドだったのですが、最終的に、「鮮烈なハッピーエンド」になりました。まだ変わるかもしませんが。なんでこんなに、ってくらいの。。
もうちょっとで完成できると思う・・
「カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト」とかに、期限内に終われる確信が持てたらPUSHを考えています!