https://kakuyomu.jp/works/16816927862638822229/episodes/16816927862672777530どうもこんにちは。「単眼のワカ」、第3話です。
本日は祝日なので、お昼更新にしてみました。
タイミング云々で読まれる頻度が変わるという話は知っていますが、まぁ参考程度にしかならないだろうなとは思っています。カクヨムでは(他のもそうかな?)一分ごとに新しい物語が更新されるので、自分の新規エピソードなど、荒波の中の一本の枝木のごとく押し流されるだろうなぁと。
まぁ、それはさておき。
自分は昔から流行に疎い方です。
今、何が流行っているのかよく知らないし、ネットフリックスで新作が配信されてもあまり興味を持てません。あるといったら特撮か、ロボットものか、マーベルやDC作品。
なので、何がトレンドなのかよくわかっていないというのが現状です。
今を生きる読者が何を求めているのかも、よくわかっていません。「なろう系」や「悪役令嬢」や「異世界転生」、「ざまぁ系」が流行っているのはわかるけれど、なぜそんなに流行っているのか、考察を読んでも理解しがたいのです。
たぶん、自分の感性がもう古いのでしょう。もしくは対象年齢から外れているか。
正直に申し上げると、色々あるジャンルの中でも自分は長文タイトルが好きではないのです。
「なんでタイトルだけでそこまで説明するの?」と思ってしまうんです。確かに一見わかりやすいけれど、そこまでわかりやすさを前面に押し出していいのか? と疑問に思ってしまうのです。
最近では辻村深月さんの「かがみの孤城」が映画化してます(ライトノベルでもWeb小説でもないし、極端な例を挙げていることは承知の上です。あと、中身には極力触れません)。
作家のネームバリューで売れているというのもあると思いますが、タイトルで「どんな物語だろう?」と手に取ってみた人もいるんじゃないでしょうか。もしくはあらすじか、数ページだけ読んでみたり。
読みやすいな、とかこれからどうなるのかな、とか読者を引き寄せるギミックをふんだんに盛り込ませているんだと推測しております。カバーイラストとか帯とかも読者に買わせる要因のひとつになっているでしょう。
しかし、もし「鏡に触れたら不思議な世界に迷い込んで~」みたいなタイトルだったらどうなるか。映画化するほどのヒット作になっていたでしょうか……?
巷では長文タイトルの本ばかりが出版され、(言い方は悪いですが)量産されています。句読点をつけないタイトルの方が珍しいぐらいです。
でも、それが悪いことだと思いません。たぶんそれが、今の世のトレンドなのだと思いますから。
しかし。すでにもうそういったタイトルが巷にあふれている現状、突出して目立つことは難しいのではないかと感じています。一周回って、シンプルなタイトルに切り替わる可能性もあるのではないかと。
トレンドは日々変わります。
昨日流行っていたものが、今日はもう古い。明日はまた新しいものが台頭してくるかもしれない。自分が今書いているものを投稿しても、もはや時代遅れと評されるかもしれない。
そんな中でうまく時流に乗れている人は常に世の中にアンテナを張り、「何がウケるのか」を敏感に察知しているのでしょう。察知するだけでなく、世の流れに沿ったものを書ける。
流行りに疎い自分には、真似できないレベルです。
何が、なぜ流行っているのか、というのを考察するのは大事だと思います。
理解しづらくても、そういうニーズがあるということを知っておくのも大事だと。
ニーズに合わせ、自分に提供できるような物語を紡ぐこともまた、物書きの資質のひとつだと。
そういう姿勢で執筆にあたりたいのですが、なかなか難しいです……。
とりあえずヒーロー番組や映画、ロボアニメばっかり観てないで他のも視聴したり触れたりしとけって話なんですが。
……なんか、すごい怒られそうなことを書いてしまった気がします。