隣に住んでいるのは、人ではないのかもしれない。 スプラッターではない、おぞましいナニか。 なんとなく気味が悪い。 そんな短編です。

　ある日突然失われる日常。長閑な田舎の村に溢れる、動く死体。視点が違うだけで、同じ話なので、どこから読んでも大丈夫だったりします。 　

　学校行事で来た山の中のキャンプ場。 　誤って足を滑らせた少年は、森の中で不思議な少年と出会う。 　彼のトモダチを紹介される、ある夏の日。

二流、三流の大学では、新卒採用も厳しいものだった。そんな中、先輩の紹介で就職が決まる。だが、その会社はただの商社ではなかったようで……入ったばかりで大事なプロジェクトに参加する事…

世界が終わる時、何故か手に入れた不思議な力。ちょっと不思議なファンタジー。

ついていないと、一人公園で空を見上げる男。通りかかった清掃員の老人。疲れていたのか、何故か爺さんに声をかけてしまう。もう若者とも言えない青年と、オフィスビルの清掃をする年老いた男…

「ぼくは、はちみつの木なんだ」ともだちが欲しかった木の、小さな嘘。

なんてことのない、しがないサラリーマンになって数年。思い出すのは自由だったあの頃。何故か僕らの間では『お化けツアー』なんてのが流行っていた。あの頃の事を、ひとつひとつ思い出してみ…

何故か追われ、必死に女性は逃走を続ける。