呪いの手紙というものがある。
その手紙は、中を覗き見た者を殺す力をもっている。
手紙をしたためたのは400年前に生きた一組の夫婦。
生き別れた子供に向けた遺言書だった。
前半は、愛する子供へ向けた最後の言葉。
後半には夫婦が残した財産の在処が書かれている。
夫婦は死の間際——自分たちの血を溶かした墨で最後の言葉を綴った。
彼らの血を引くもの以外が読むと死ぬ。そんな呪いをかけて。
今も誰かを求めてさまよう手紙。
その想いと呪いを閉じ込めている“奇箱”。
これはその始まりの物語。
こんばんは。ここプロです。
前回の近況ノートで少しだけ触れた、奇箱の続きを少しだけかき始めました。↑はその冒頭部分です。
果たしていつ完成するのか!
本当に完成するのか!?
……なんて、私も疑わしく思っている次第です(笑
でもこういうところで「書いている」と宣言でもしておかないとすぐ投げ出そうとするので。。
でも一年以上も前の作品の続編って、覚えていてくださる方がどれほどいるのか……うーん。。
もし奇跡的に完成までこぎ着けた際には、ぜひにっ!(笑