最初に書いておきます。
これ、タイトル通り誰の得にもならないし、あまり気分のいい話じゃないと思います(個人的に)
数日程これを書くか悩んだし、初めは書くのを止めようと思ってました。
ただ、創作論を書きたいなぁと思って作っている人間として、あとは趣味レベルではあれど『物書き』として、「これって大事だなぁ」と思ったので、書くことにしました。
興味の無い方は、ブラウザバックしてください。
できれば読まない方がいいかもしれません。
さて、事の発端から話しましょうか。
とはいっても、とある近況ノートですね。
もちろん名前は伏せます。
内容としては、カクヨムは悪いサイトです……というものです。
あとは、カクヨムコンについてですね。読むことを強制している。☆が多い人ほど得をしている。面白さ関係ない。無駄だったと。
初めて、読んだうえで「いいね」を押したくないと思った近況ノートでした。
そして、それには十数件の「いいね」が押されていました。
軽い毒を吐きました。
……たぶん、これをもし読んだ人の中で私が嫌いになる人もいるだろうけど、ある程度覚悟して書いてます(自意識過剰かな?)
あとは、そういう人なら嫌われてもいいかなぁとも。
少なくとも、「無駄」と断じる人とは私自身仲良くできそうにはないので。
凄い嫌な言い方をするなら——
「好きにしてください」
といった感じですね。
さて、毒はこれくらいにして。
たぶん、中々上手くいかなくて、結果が出なくて魔が差したのかな? とも思っています。
ただ、愚痴は溢しても、『無駄だった』なんて言ってほしくなかったですね。
まず、皆様もご存知ではいると思いますが、☆に面白さは関係ありますよね。
たしかに、付き合いのような形で☆を贈る方もいます。ただ、全員がそうじゃない。
私自身、☆は面白さの証明だと思っていますし、読専の方も同じだと思っています。少なくとも私は肌に合わなかった作品には☆は付けないし、直接刺さらなくても「いいなぁ」と思った作品には☆を贈ります。
ペースは遅いですけど、読み続けますしね。
カクヨムコンについては、言わずもがなですよね。
☆=面白さの証明であり、読者が求めているものである以上、選考内容としてはごく当たり前のものです。
それに、運営は引き上げる制度も取り入れていますしね。
もし仮に付き合いで☆を稼いでいたとしても、それはそれで日々の宣伝などの努力の証でもありますし、発信力の証でもあります。
書籍化……つまり、お金というものが発生する以上は宣伝にも責任が付きまとうと思ってますし、何一つ間違っていないと私は思っています。
少なくとも、『悪いサイト』なんて思わないし、『無駄な行為』だとも思いません。
……さて、そろそろ私が言いたいことを書きますね。
読むことを『無駄』と断ずるなら、読まれること自体が『無駄』です。
読んできた物語に一瞬でもクスリと笑わなかったのですか?
「おお!」と白熱したりもしなかったのですか?
距離感にじれったくならなかったのですか?
怖くならなかったのですか?
本当に……全部がつまらなかったのですか?
私はこの世の中につまらない作品は無いと思っています。
作者が好きである以上、好きな人がいない作品は無いと断じています。
ただ、ある人には合わなかっただけ。
ファンタジーが好きな人がいれば、ラブコメが好きな人がいる。
文体からファンになる人もいれば、言葉選びでファンになる人もいる。
当たり前ですよね。
本当に、本当に学べるところすら無かったのですか?
自分と違う文体、物語から学べるところは無かったのですか?
楽しめなかった。合わなかったから。
でも、学べるところは無かったのですか?
楽しかったなら無駄ではない。
学べたなら……無駄ではないですよね。
そんなに、貴方は完璧なのですか?
万人に受ける物語なんて、好みがある以上存在しません。
だから、完璧なんてあるわけがありません。
本当に……無駄だったのですか?
私が言いたいことは一つだけ。
人を、物語を尊重してください。
人を、物語を尊重できないならば、尊重されなくても文句は言えませんよ。
以上、たぶん、誰の得にもならないけど話したくなった という話でした。