仕事漬けでまったく知らなかったのですが、今児童向けの小説の募集をしているんですね。
何作品か読ませていただいたのですが、どれも児童が飽きないようといいますか……楽しいという感情を引き出すべく試行錯誤が感じられて面白かったです。
小中学生向けということで、自分ならどんなお話を書くかなぁとも考えてみたのですが、全く思いつかない(笑)
ただ、少し考えてみようと思います。
まず、視点は一人称でしょうね。
三人称だとキャラクターの心情を読み解く必要が出て、小中学生では飽きが出てしまいそうです。
文体は出来るだけ固くならず、出来うる限りそのキャラクターが喋っているような形にした方がいいのでしょうか?
漢字は……どのくらいまで使っていいのでしょう?
私は小学生の頃からどっぷりとライトノベルを読んでいたので、その辺りのさじ加減が分からないんですよね……。
個人的には、日常会話で使うレベルに抑えた方がいいかなぁといったところでしょうか。
ストーリーは分かりやすさ重視。そこから何を学ばせるか……。
おそらく、そこが小説の核になるのかなと。テーマともいえるのかな?
そこからお話を展開させると、ストーリーが考えやすそうです。
こう考えていくと、かなり難しいですね(汗)
小学生のレベルに合わせながらも、中学生も楽しめるストーリー。
最大九学年の差がありますから、どの程度までカバーできているのかが重要になりそうです。
——と、色々と考えてみましたが……私には無理そうですね(泣)
ぱっと思いついたのは、ある方が(名前を出していいのか分からないので出しません)がKACで出されていた『ぬいぐるみ』のホラー小説。これをヒロイックな路線にしてみたら面白いかなぁとおもったくらいでしょうか。
狙っている層は男子小中学生。
『ぬいぐるみ』という低年齢層がイメージしやすいものを使い、ヒロイックなストーリーにすることで中学生でも楽しめるのでは? と考えた次第です。
『ぬいぐるみ』ではなく、『ロボット』にしたり『仮面ライダー』のような変身ものを活用したりする手もありますね。
テーマについては……『ぬいぐるみ』という物であり、心霊的に魂の宿る物——者と見ることも出来ますし……それを大切にするといった具合かなぁと。
少し弱いですかね?
少女向けの溺愛ものにするなら……『ぬいぐるみ』に魂が宿り、いろいろと助言してくれるようになって、様々な問題を解決するといったところでしょうか?
主人公は貴族の家のメイド見習い。問題を解決していくうちに同年代の貴族の一人息子と邂逅。彼の意識が主人公に向いていくとか。
彼が問題児だと面白そうですね。厄介者とされながらも立場上誰も文句は言えない。しかし、主人公が彼を注意したところから彼の意識が主人公に向いていく……。
爵位が高ければスパダリの路線として十分だと思いますし、展開を大きくするなら彼は王家の血も流れていて、王子も主人公の噂を聞いて興味を持ち、いずれ主人公が気になりだす。
やばい……普通に読みたい……。
意外と溺愛ものとかも好きなんですよね。
まあ、私には書けなさそうですが(笑)
誰か書いてくれないかなぁと思いつつ、色々と考えてみました。
以上、児童向け小説の募集してるんですね という話でした。