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PVの伸びが落ち着いてきましたという話

 はい、ラブコメの更新と同時に近況ノートも更新です。

 タイトルの通りですが……10日ほど前、PVがいつもと比べるとかなり伸びていてビビっていたのですが、ようやくPVの伸びが落ち着いてきました。

 10日前は1日200程いっていましたが、今は20~100くらいを行ったり来たりです。
 ただ、やはり新規の方を呼び込めてはいないのが現状ですね。

 更新のたびにフォローは増えますが、1人や良くて2人です。

 原因は序盤の書き方や、視点の問題もありそうですね。
 やはり、一人称視点が人気な印象です。
 お話の構成は、ほぼ初作ですし……今更直せないので諦めています……

 そういえば話は変わりますが、3月に「賢いヒロインコンテスト」が有るとか無いとか。
 内容を読む限り、以前近況ノートに書いた【鳥籠の識者は世界を夢見る】の設定が使えそうだなって思っていたり。
 コンテストのお知らせの所に書かれているイラストの左側。「サイ〇ント・ウィッチ」はなろうの方で昔読んで、大好きなお話ですので、ちょっと参加してみたいという欲が……

 しかし、時間がないですね……
 正直、ラブコメの更新と今準備している恋愛(ファンタジー)で手が一杯です(泣)

 4月までということで、時間が取れればワンチャンあるかもしれません。
 以上、PVの伸びが落ち着いてきましたという話でした。

 最後に、以前書いた【鳥籠の識者は世界を夢見る】を載せておきますね。

【鳥籠の識者は世界を夢見る】

 その世界はたった小さな一部屋の中で完結する。

 国中、世界中の知識をただただ集めた吹き溜まり。
 必要な知識も不要な知識も、気にせず集めた知識の墓場。

 いわく『識者の個人書庫』

 個人というのは名ばかりで。
 書庫というのは名ばかりで。

 ただ人の寄り付かない無機物との対話室。
 この部屋の中は時が進むことがない。

 だからこその無限の知識。
 だからこその永遠の鳥籠。

 求められることに求め、知識を蓄え続ける日々。
 それだけが幸せだと思っていた。

 なのに——

『なんでこんなところにいるのさ?』

 どうして胸の中がこんなにも苦しい?

『知識だけじゃもったいないよ? 経験だって大事さ!』

 どうしてその笑顔の理由が分からない?

 頭の中をぐるぐると回っている笑い声。
 その答えを私は知らない。

 どれだけ悩んでも分からなくて。
 どれだけ探しても見つからなくて。

 でも——

 この、知識と紙で塗り固められた翼では空を羽ばたくことが出来ない。
 この、開け方の分からない鳥籠の前では空に羽ばたくことが出来ない。

 だから燃やして。
 この翼を固めている紙たちを。

 だから壊して。
 この窮屈な、ひどく寂しい鳥籠を。

 その時、私は世界を本当の意味で知ることが出来るはずだから。

 私は知識の鳥籠でただ時を待つ。
 今日も、明日も。

 ここは時が経たないというのに、それでも待ち続ける。
 今日も、明日も。

 私の願いが彼に届くと信じて——


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