数年前に会員登録自体は終えていたカクヨム、1年ほど前より、ぼちぼち作品公開用にも利用し始めました。
硬質のダークファンタジー作品、群像劇が好きです。
遅筆というよりは頻繁に発生する休筆期間が長すぎてweb上での連載にまったく向かないタチで、主に同人誌(個人誌またはアンソロジー)用に作品を書き下ろしています。
長く休んでいた同人誌即売会にも昨年夏ごろより参加を再開しました。
SNSを通して昨今の文芸同人誌界隈の状況はそれなりに把握していたつもりですが、実際に参加し始めてみると、いろいろと隔世の感があります。
……といった自己紹介は、別立てで書いておくべきだったかもと思いつつ……。
2018年に1巻を発行、以降しばらく&複数回の休筆を経て執筆を再開した異世界ファンタジー長編『魔法使いは謳われない』という作品について、昨日より期間限定公開を始めました。
1巻がだいたい78,000字、2巻については現在32,000字ほど書き上がっている作品で、そのすべてを10日間かけて公開し、8月25日(日)まで掲載します。
有料で頒布している作品なので、期間限定とは言え、私的にはかなり思い切りました。
本作は3巻完結予定のため、この先もかなりの長丁場の執筆を予定していますが、即売会への参加を再開したからには、少しでも早く書いて読んでくださる方のもとへお届けできたらいいな、という希望と、何かと気を抜きがちな自分への鞭の両方の意味を込めての公開です。
あとほら、長くて好みの作品って、webで全文読めたとしても紙で手もとに置いておきたくなったり……したらいいな? という願望も、もちろん(笑)。
2巻の刊行は今年の秋を予定しています。
具体的には9月29日(日)の名古屋コミティア65での新刊になる予定です。
自家製本なので製本には1週間程度もあればなんとかなるとして、あと6週間で40,000字目標………………をクリアできるかどうかは分かりませんが、なんとかなったらいいな~!!! と思っています。
正直言って、2巻②~③を書くのがめちゃめちゃしんどかったので、ここを超えたらあとはわりと……わりと……いや、そうでもないな……とか、不安は山盛りなのですが、勢いで乗り切れることを願いつつ。
昨今の流行にはまったくかすりもしない硬質な作品ですが、お好みの方に巡り会えたらいいなぁと思います。
感想とか大歓迎なので、ぜひ!! お待ちしております。
今日中には関連の掌編も公開予定なので(こちらは常時公開します)、公開したら改めて近況ノートでもお知らせします。
ではでは。