ぶんころり

　田中のアトリエを読んで下さる皆さま。

　「田中　～年齢イコール彼女いない歴の魔法使い～」の１３巻が１月２８日に発売となります。既にTwitterなどで告知をさせて頂いておりますとおり、本巻は既刊と比較して些か毛色の異なった内容となる予定です。

　具体的に申しますと、カバーでセンターを飾っている人物が、新天地で奮闘する次第にございます。

　死んだ目をした、ムチムチ太もものミニスカ美少女。

　果たして彼女は何者なのか。

　そういえば今回は、いつも隅の方にいる彼が見当たりません。

　などと意味深に申し上げたところで、作品の紹介ページで既にネタバレしてしまっております本巻の展開。その手のお話が好きな方も、そうでない方も、楽しんで頂けるように意識して書かせて頂きました。

　カバーイラストが示しております通り、今回はゴッゴルちゃんも沢山登場いたします。前巻ではいささか陰の薄かった彼女ではございますが、本巻では存分にお喋りして頂けることと思います。

　そして、これまで以上に尖った本編テキストに対して、真正面から当たって下さった「ＭだＳたろう」先生には、深くお礼を申し上げます。先んじてカバーイラストを話題に上げさせて頂きましたが、口絵や挿絵も大変魅力的にございます。

　本巻については既刊以上に、先生のご協力が大きなウェイトを占めております。超絶美麗なイラストの数々のおかげで、私の拙いテキストにも説得力が生まれたのではないかなと、とても嬉しく感じております。

　皆様にも是非とも楽しんで頂けたら嬉しく存じます。

　最後に１３巻のボリュームのお話となりす。

　気になる文字数は、約２０万文字ほどとなります。

　既刊と同様、一般的な文庫本のライトノベル２冊分です。

　昨今、１冊１０万文字と言われるライトノベルが６５０円前後まで値上がりしております。ページ数に応じて上下するケースも多いですが、だいたいそんな感じです。対して本作は税込み１１００円。１０万文字当たり５５０円でのご奉仕です。

　普通にライトノベルを購入するより、１０万文字当たり１００円お得でございます。そして、本作は１冊当たり文庫本のライトノベル２冊分のボリュームがありますので、なんと２００円もお安くなっております。

　大変コスパに優れる本作、是非ともお手に取って頂けたら幸いです。

　肝心の本編、ストーリーの展開具合と致しましては、いよいよ佳境を迎えて参りました。それでももう少しだけ続く予定となりまして、読者の皆様におかれましては何卒、最後までお付き合いを頂けたら幸いにございます。

　どうぞ「田中」をよろしくお願い致します。