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【15日はおまけコーナー今回は14日】資料から⑧なんでも手紙を書いたころ。(3/3)

ところで本書の内容ですが、私の乏しい読みとり力では、この「蜜柑を送る文」が好きです。

【紀州より蜜柑到来に付御子様方御慰にもと少々計御福分申上候(きしゅうより みかん とうらいにつき おこさまがた おなぐさみにもと しょうしょうばかり おふくわけ まうしあげ そうろう)】

では、また来月!

次回も同じ本から別な手紙の例文をご紹介するかもしれません!

2件のコメント

  • 私は歴史学科卒業なので、こういった古文書の内容には興味があります。
    古文書は習ったけど全然読めないのですが。
    昔の文書は筆で書かれているし、文字が崩してあるので解読が難しいのですよね。

    違う本のページが再利用され差し込まれていたとか、こういうのが面白いですね。
    「蜜柑を送る文」も当時の暮らしや人間関係が分かるような文章で興味深いです。

    私が勉強したのは仙台藩の「玉虫十蔵日記」という上級藩士の日記でした。
    これは当時の飢饉の様子や、玉虫家の暮らしが書かれていて、「昔もちゃんと人間がいきていたんだなあ」と興味深く読むことができました。
    懐かしいですね。

    ありがとうございました!
  • 歴史学科卒の方にお恥ずかしい(笑)

    仙台人なのに玉虫十蔵知りませんし。いやはや。

    それはさておきこの本、後半に友を諌める文とかお見合いの話とか出てきますので、手持ちのくずし字辞典でカバーできましたら次回も取り上げますのでよろしくお願いいたします。
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