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ノベルゼロ応募してみました※追記、結果発表

 読む速度は追いついてないですが、のんびり楽しんでいきたいと思いレーベル創刊から全作品を購入しています。
 ブログなどでも書いたのですが、創刊の方針に感銘を受けたレーベルです。ちょうど、もどかしい感覚を言葉に出来ず物語として形にしようと試みていた執筆中の作品が、まさにノベルゼロさんのキャッチフレーズに収まっていまして、少なからずショックも受けました。

 ノベルゼロさんの応募要項からは三十歳以上を想定されているように見受けられます。今回応募した「最弱だろうと冒険者で生きていく! ~異世界猟騎兵英雄譚~」の主人公は二十歳程度ですから少しズレるでしょう。
 しかし応募作は、一人の成人男性として個を確立していく成長物語です。また、影のテーマに父(完璧ではないが理想の親父像)の存在も強く絡んでいます。
 弱さも人間の一部であり、それでも孤独の中で闘うことが全編のテーマで、孤独だからこそ誰かが大切になり、誰かのために戦えるのではと思い書いてきました。

 応募作は別世界に迷い込むファンタジーにゲーム少年のノスタルジーを加えたもので、要素的には最近の流行ものと勘違いされそうなのですが(そうしたネタも加えてはいます)、初めてファンタジー小説というものを意識したミヒャエル・エンデの「はてしない物語」への敬意と、テレビゲームの隆盛した時代を過ごした思い出を込めたものです。中年に差し掛かっていらっしゃる方には、共感していただける部分があるのではないかと自負しております。

 この作品は完全にWEB向けで、細かいエピソードを積み重ねながらバックストーリーを展開していまして、本当は書籍向きな内容にまとめ直したものを応募したかったのですが間に合わず。
 半ば記念応募ですが、枯れ木も山の賑わいと申します。多少なりと、めでたい賞開設の彩りとなれば幸いです。


2017/08/17 ※追記、中間選考結果発表について
https://kakuyomu.jp/contests/novel0_contest/nominated
 初のコンテスト利用でよく仕様が理解できておらず、締め切り後に読者選考やらがあるのかと思い込んでいました。
 応募総数が千を超え、もっと多くの作品が通過されるかと思えば四十作と絞られており、まさかその中で本作が残るとは夢にも思わなかったことです。
 ファンであるレーベルの最終選考の場に残れたというだけで、もう人生コンプリートした瞬間でした!

 運よく期間中、琴線に触れた方がいらっしゃったようで評価を頂けて大変ありがたく思います。物語自体は年内一杯続きそうな気配が濃厚になってまいりましたが、息抜きにお寄りいただければ嬉しいです。


2017/09/09 ※追記、最終選考結果発表!
https://kakuyomu.jp/contests/novel0_contest/result
 すっかり終わった気になってましたが、最終選考結果が発表されていました。各作品に講評がついており羨ましい限りです。
 これまでのラインナップと比べ、レーベルカラーに沿いつつ新しい試みをされてるのではないかと思います。全体的に対象年齢が上がったなという感触を受けました(一般向けに寄ってるといいますか)。

 少し投稿環境を変える試みでもありまして、新鮮でとても楽しい期間でした。
 第二回コンテストも予定とのことで、大人向けの軽く読める心穏やかになるファンタジー作品を書きたい(読みたい)気持ちが再燃。まずは今の連載を終える心の準備が必要ですが、間に合うなら、また賑やかしに参加してみたいと思います。

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