皆さんのご指摘の通り。
正装しているのに間違えるのは、その服がおかしいと思って当然です。
ですが、あれは兵士サランの目線から見た出来事なので、彼女の視線がどこを向いているのかを書いていませんでした。
ヒスイは視野が狭いです。
洗濯物を持ち運ぶのだけで精一杯になるくらいです。
だから、足が疎かになり、転びました。
そこで彼女は転んだ後にフュンを見るのですが、彼女は彼の顔しか見てません。
服が視野に入らずに知らない人に助けられていると勘違いしてます。
それで徐々にフュンとの話が弾みだし、視野が確保されていくと全体像を把握したというわけです。
だからここは、そんな隠し設定が彼女の中にあります。
それで、一人で勝手に移動しているのがおかしい。
このお指摘も正しいです。
実はここの話は次と繋がっています。
それで解説しますが、実際フュンは着替え部屋に行くまでに案内を受けています。
ですが、フュンは一人でその部屋を出て行ってます。
着替えた後に退屈だったんですね。
城の中の人とお話しようと動いています。
だから、フュンが圧倒的に悪いのです。
この行動は、母親と同じです。
案内をした兵士らは運が悪かったと言えるでしょう。
でも彼は辺境伯。他の貴族らが公に断罪することは不可能であります。
ちょっと厄介な男になったのが、新たなフュン・メイダルフィアとなりました。