ルール１。高校の敷地を一歩でも踏むこと。 ルール２。与えられた指令をこなすこと。 両方をクリアした者だけが、高校へ入学できる。 飛び交う銃弾をくぐり抜け、襲いかかる試験官をなぎ…

私には、特殊な能力がある。 人の記憶を消したり、書き込んだりできるんだ。 特殊能力の研究所で、私は今日も能力の実験を繰り返している。 いつかきっと、役立つ日が来ると信じながら。 …

町の北はずれの湖には、赤い龍が出る。 ワタル少年は龍を捕まえようと罠を張るが、龍は一向に引っかからない。 やがて彼が取った作戦は……。 ※この話は、お題を決めて複数人で小説を…

新型のウイルスによって、世界中にゾンビが発生していた。でも、その数はほんの数百人から数千人。 以前より狭苦しい生活にはなったけど、俺達は呑気に生活していたんだ。 ＊＊＊＊ この…

ひと月前に母を亡くした秋雄は、自分に遺産が入ってこないことを知り激怒していた。 どうすれば遺産が手に入るか。 考えた結論はひとつ。父を殺すことだった。 ※この小説はお題を決め…

ヨーグルトの上に浮かんでる液体、なんて名前か知ってる？ ヘルメットには二種類あるって知ってた？ 遅刻しないためには、どうすればいいと思う？ ひとつのお題から15分で書いた…

小山村で神主を務める高村は、村に“道場破り”が現れたと知る。 道場といっても、武道ではない。算術の道場破りだ。 どうやらそいつは、近隣の村を回り、算法の塾を潰しているらしい。 さ…

幼い頃から星に憧れていたカーマイン。 彼は宇宙運送会社に就職し、星々を巡る船乗りになっていた。 ある日、仕事でワームホールを通過中に、宇宙船の中から死体が発見される。 どうやら…

俺は今まで、周りの空気に流されて、空気に従って生きてきた。 だけどある日、あいつに出会って、俺は生まれ変わった。 もう二度と、空気になんて流されない。 ――――― この話…

雨の中、私はその少年に出会った。 失意のどん底にあった私達は、意気投合……したんじゃないかな、たぶん。 ＊＊＊ この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説を書くやつ」…

私の親友のマリが、「友達」の話を始めた。 これはつまり、マリの話ってことだ。 しかもその「友達」には、好きな人がいるらしくって……。 いったいそれって、誰のこと？ ------…

高校の屋上で毎日「赤いきつね」を食べている先輩。 その先輩に興味を持った私は……。 ＊＊＊ この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説を書くやつ」で決まったテーマに則っ…

世界は美しい。この美しい世界で永遠に生きられたらどんなに素敵だろうか。 そんなことを思っていた僕の目の前に、ある日空から女の子が落ちてきた。 どしゃっと潰れた彼女だが、すぐに息を…

Ｔ県の湾岸地域で、労働災害が発生した。貨物船の中で、作業員が酸欠で死亡したのだ。 だがその船の中は、酸素が十分にあった。酸欠になる要素は何もない。 なぜ彼らは、死ななければな…

僕は、《掃除屋》。といっても、職業の名前ではない。 これは、僕が持つ異能の名前。 異能の中には、危険なものがたくさんある。 だから僕達は、そうした危険な異能を回収しているんだ。…

この高い塔の上には、何があるのだろう。 ＊＊＊ この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説を書くやつ」で決まったテーマに則って書かれたものです。第21回のテーマは、三題…

人類との戦争が終わり、早くも10年が経過しました。 私達は、人類が一体何をしようとしていたのか、調べ始めています。 ＊＊＊＊ この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説…

大手駄菓子メーカー「熊屋食品」の営業マン大村は、一つの案件を社に持って帰った。 蕎麦アレルギーの孫と蕎麦大好きな息子のために、親子で食べられる蕎麦を作れないかという依頼だった。 …

恋人のストーカーを殺し、山に埋めに来た霧島勉。 しかし、その山は呪われていた。 山に死体を埋めた者は、100人の死体を埋めない限り、山を脱出できないのだ。 死体を埋め続けた霧島は…

このお話は、複数人でお題を決めて小説を書く会「小説を書くやつ」で書いた作品です。 第26回のテーマは、「エロ描写なしで色欲を描く（エロから遠いほうが偉い）」「5000字以内」で…

この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説を書くやつ」で決まったテーマに則って書かれたものです。 第27回のテーマは、5000字以内で「清掃員が砂漠で間違いを犯して捕まる話…