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『第88話 可惜夜』
https://kakuyomu.jp/works/16817139556547172219/episodes/16817330668863187699
可惜夜(あたらよ)……明けてしまうのが惜しいくらいすばらしい夜。
今回は6,000文字と長めです。読んでいただければとわかると思うのですが、これは切ってはいけないなと判断しました。
それぞれのキャラクターたちがこの関係性に至るまでに23万字を要しました。スピード感が求められるWEB小説の世界ではかなり歩みが遅い分類になるでしょう。ですが、それまでの全てがこの88話に集結したんだと思うと、とても感慨深いです。特にマコト先生とアーティは……!(´;ω;`)
第6話でマコト先生にお泊りを誘われてジャパニーズ電気ネズミゲームVerの奇声を上げていたアーティが懐かしいですね。そしてアマネさんとの過去を知って完全に聖母化したアーティには、マコト先生とどうこうなりたいなんて欲求は一切なかったはずなのですが。翌朝に控える死の気配が、愛される決意をさせてくれたようです。
私、死を前にして睦み合う二人が大好物でして。生存本能が一番強い瞬間だと思うし、だからこそ心に忠実というか、本音で愛し合えるんじゃないかなって。優しすぎる二人には、これくらい強引なきっかけがないといつまでもプラトニックラブを貫きそうだなとも思いました(笑)もっと本能で求め合ってええんやで(ΦωΦ)
登場するたびに世界観を圧倒していくマスターピースさんについても、本当はもっと掘り下げたいのですが……たぶん、読者様が読みたいのはそこじゃない気がして。それこそ前日譚的な番外編でやった方が好き放題書けると思います。余裕のない若かりし頃のフィリップさんとか、皆さんお好きでしょう……!? それに、フィリップさんとユリウス君とカタリナちゃんについてもまだまだ掘り下げる余地はありますので。いつか時間が許す限り書いてみたいなと思います。
あと、今回作者的に一番の号泣ポイントはやはりミシェル君ですね。
ぜひ未読の方にはデイドリRIをお読みいただきたいのです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330649043371222
宣伝とかではなくて、これを読まずして88話のミシェル君とクロエお姉様を読むのは本当に勿体ないので……! 後生なので、騙されたと思ってどうかご一読ください(´;ω;`)
クロエお姉様がしでかしたことについて、消化しきれない読者様もいらっしゃると思います。でも、死で償うのも違う。クロエお姉様への一番の罰は、やはり生き続けることです。
いつか彼女が心から笑っても許される日が来てほしいと、作者は願っています。
ユリウス君、クロエお姉様を頼んだよ……!
年内の更新はこれで最後になります。
本年も大変お世話になりました。
推しメンコンテストの中間選考突破から始まり、賢いヒロインや運命コンなどたくさんの挑戦をさせていただきました。誰かに誇れるような大きな結果は残せていませんが、来年も自分が書きたいものに誠実に向き合っていきたいと思います。
まずはデイドリの完結を第一に。そして皆様の創作を応援しながら、私もステップアップしていきたいです。
また来年もよろしくお願いいたします。
それでは、良いお年を~!🐱🌟(元旦も更新あります!)