運命コン参加作品
『片羽のオトは愛を歌う』
https://kakuyomu.jp/works/16817330663551334256本日完結しました!(´;ω;`)✨
応援してくださった皆様のおかげで無事完走することができました!本当にありがとうございます!!
まずは今日更新分の終幕について。
このゴリラたち、実は番でした🦍💗🦍
普段はノア様を投げ飛ばしているハンナさんがアルベルト様の手でとろとろにされちゃうの、すごく良くないですか?(ド性癖)
強い女子があえて身体と心を許しているわけですよ。愛です。お幸せに!!!
ちなみにノア様がハンナさんを秘書官に誘った時の台詞は「ようゴリラ、クレセンティアに行こうぜ!」で決定です。ジャイアンと中島を足して二で割ったような男w
オトちゃんの過去も明らかになりました。飴ちゃんだらけだった第二章で最後の最後に鞭がきましたね。
生まれてからずっと籠の鳥だったわけです。そりゃあノア様に絆されちゃいますよ。幸せになっていいんやで……(泣)
村を焼かれたのは他の集落への見せしめです。同じことをしたらお前らもこうだぞ、と。告鳥様相変わらずおっかない。まぁ、それだけ雛鳥を回収したいということなのですが。
それと拙者、健全な共寝大好き侍でござる。
歴代の自作でも擦りに擦りまくったネタです。うちのヒロインとヒーローはみんなしてるんじゃないか???
だって! 己の欲に打ち勝って一晩貞淑を守り抜くんですよ! 愛じゃん!!!
ノア様なんて本能で生きているような男だから、雛鳥じゃなかったらこんな据え膳ペロリですよ!
でも、オトちゃんを大事にしてるのが伝わってもらえたら嬉しいです。変態な溺愛男になりました。
そして、「わたしがかんがえたさいこうにえもいちゅっちゅ」はいかがでしたでしょうか? これが書きたくて6万字書いたんですよ(キリッ)
雛鳥は純潔を失ってはいけない、という設定上、清い関係のまま愛し合わなければいけないと悶々考えていて。そこで思いついたのがウエディングベール(レースカーテン)越しのチュッチュでした。
ウエディングベールっていろんな意味があります。「邪悪な者から守ってくれる魔除け」で、「花嫁が純潔である証」という文言を見つけた時、「これだ!!」と。ベールダウンした状態でのチュッチュはまさに純潔ではないですか。しかも「二人の間の障壁」を表すこともあるとか。いつかオトちゃんとノア様が何にも遮られず思う存分チュッチュしたりその先ができるようになる日が来ることを願って書きました。その先も全力で書かせろください(日本語)
ちなみにノア様の名前は「ノアール」から取りました。フランス語で黒です。そのままだとあからさますぎるかなと思って、二文字だけ。ここに書かないと絶対誰にも気づかれないやつ(笑)
そんな甘々な終幕も終わり、無事に完結です。
カクヨムのコンテスト参加は賢いヒロイン以来でした。
賢いヒロインであっけなく散り、編集部さんと読者さんが求めているものは自分の作風には縁遠いんじゃないかと落ち込みまくって数か月。レギュレーションガチガチの嫁コンを遠くから眺め、変わりゆく中編コンテストに戦々恐々としていた時に運命コンが発表されました。
コンテストに参加するにあたって、改めて編集部さんがどんな作品を求めているのかをじっくり考えてみることにしました。
ありがたいことに今回はベンチマーク作品が紹介されていたのでそちらを購入してみたり、レーベルさんのラインナップを見て傾向を分析したり。その結果生まれたのが今回の和洋折衷シンデレラファンタジーです。
今まではコンテストの題材に自分の書きたい世界観や解釈を当てはめていたのですが、今回はかなりレーベルさんに寄り添ったつもりです。「あそこの読者さんはきっと好きなはず」と自分に言い聞かせながら書いていました。
もともと私は腕っぷしや性格が強いヒロインが好きです。一角乙女のユニファちゃんやデイドリのアーティがそうだと思っています。精神的に自立している女性が好きなんですよね。
だから今回のオトちゃんはそれとは真逆で、とても戸惑いました。何をされても言い返せないし、不遇を受け入れてうつむくばかり。人の手を借りないと変わることができない繊細な子です。書きながら何度も苦々しい思いをしました。だからこそ彼女の世界が変わっていく様を少しでも鮮烈に、ロマンチックにお見せしたい。どうか変わってほしいと思いながら書き続けて、ようやく6万字。長かった……(遠い目)
『世界を変える運命の恋コンテスト』
この趣旨に沿う作品を書けたかどうか、中間選考の結果発表をびくびくしながら待ちたいと思います。
以下、書きたくても文字数的に書けなかった&これから書きたいネタたちです。
・オトちゃんを取り戻しに来るカージュ
楽徒『繚乱』を率いるナナセというキャラクターがいました。本編で名前のみ出てくるのですが、本当は第二章で登場予定だったのです。告鳥様の命令でオトちゃんを言葉巧みに呼び戻しに来ます。それでオトちゃんの心は本島とカージュへ揺れ動く予定だったのですが、文字数の都合であえなく断念💦この子も相当な曲者です。
・副領事
ネームドキャラで登場予定が、こちらも文字数の都合で……。
トビー・ドットさんと言います。ノア様の下僕です(え)
続きを書く機会があれば絶対に登場させたい! 愉快な人なのですが台詞で文字数を食います。
・オトちゃん、初めてのお風呂
執筆がどん詰まると生活描写を書きたくなるマンなのですが、今回はとことん削減しまくりました。
でも実はお風呂シーンを書いていて、ギリギリまで出そうか悩んだんですよね。カージュから連れ出されて総領事館で目覚めた後、サヨちゃんとハンナさんが湯浴みをしてくれました。何かの機会があれば公開したいです。
・サヨちゃんの初恋
本作一番の功労者と言っても過言ではないサヨちゃん。
ロマンス小説でおませな女の子になってるので、恋の一つや二つしちゃうと思うんですよね。
サヨちゃんも幸せになるべきキャラクターなので、いつか初々しい幼鳥の初恋を書きたいです。
・サヨとオトの声楽練習
これ、書きたかった(泣)
オトちゃんがサヨちゃんに指導してる姿とか、微笑ましいことこの上ない……!
連載再開する日があれば絶対に書きます!
・島主殿の思惑
カージュへカチコミした時に尽力してくれた島主、ツキシマ・ミツルさん。
この人もおもしれー男なんですよねぇ。開国主義なのですが、カージュの力と島主の権限が逆転している状態で物事がうまく進まずやきもきしていたところに、ノア様がやってきました。思想に囚われない者同士、気が合うみたいです。ミツルさんの曲者具合もまた書きたい!
あとは思いついた都度追加していきたいと思います!
この作品を書き始めて、デイドリでお世話になっているフォロワーさんの他に新たなご縁もたくさんできました。本当に感謝しています。
明日で運命コンも最終日。良いコンテストだったと後から振り返れるように、悔いなく終わりたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
あとは天命を待つのみ!(*˘-˘人)゚.:。+゚