やっほ、けものさんです。
突然の短編投稿です。もうすぐ完結しますが、報告です。
電撃大賞っていうのがあるみたいなんですよね。というのも、それがあるって知らなかったんです。
気づいたのは3月の終わり頃。
基本的なルールとして、2023年4月10日が終わるまでに完結している事。
短編の投稿は2万字以上4万字以下、長編の投稿は12万字以上18万字以下。
だけれど時間が無い。
それでも目についたら、何だかやらないと何にもならない気がしてしまって、やらないと進めない気がして、凄くモヤモヤしていました。実際にはそんな事無いのですが、審査に通るなんて思える程、そもそも自信に満ちあふれているわけじゃない。けれど見逃したらそれだけ自分が嫌いになる気がしました。
個人的には、カクヨムコンもそうだったんですが、公募を頑張りたいだとか、物凄く沢山の読者に作品を愛して欲しいという気持ちはそこまで強くないんです。勿論作品を愛してくれるのは物凄く嬉しいですが。
基本的には書きたい物語を書きたいだけで、勿論それが評価されたら凄く凄く嬉しいけれど、狙いに行こうって思った事はあんまり無いんです。
カクヨムコンに出した『異世灰』は書きたいと思っていた物語を早めに書いただけだから良かったのだけれど、じゃあ急に何か書こうと思った時に何を書けば良いんだろうなってしまった。基本的に僕は長編と呼ばれる作品を書くタイプなので、SSレベルの短編を書いた事はあれど、2~4万字の物語を書く事にチャレンジした事がありませんでした。
長編のプロットはいくつかあって、一応プロローグを書いたりもしたのですが、それらを十日程度で完結まで書き切るには無理があると思ったのに加え、それらを書くのであれば18万字くらいで終わらせたくないという気持ちがありました。
電撃大賞の審査員の方々の言葉にも大きく悩みました。多くの書き手に向けられていた文章だったので、批判するつもりは全く無いのですが、個人的には「書く上で当たり前の事だよね(自分が出来ているかは別として)」っていう事と「こういう事を抑えなきゃ駄目なんだ。自分のやり方とは違うなぁ」っていう点が集まっていて、物語ってなんだろうなあって思ったりしていました。
そんな感じでモヤモヤしていた時に、何となく降りてきたのが今回の話です。
プロットの文字起こしもしていませんが、とりあえずキャラクターが動くままに真摯に向き合ってみています。
書き始めたらモヤモヤがなくなりました。それが、それだけが本当に良かった。
書くのも初めてのジャンルで、短編への挑戦も初めてで、女主人公なのも初めてです。
色々初めてな本作、普段の自分の毛色とはだいぶ違う感じの作品になっていますが、良ければお楽しみ頂けたら良いなって思います。
そんな感じの電撃大賞への想いを込めたお話でした、一生懸命やりました。公開したばかりですが、もう少しで完結です。
それだけで多分僕は満足出来るんだと思います。
他作品についても更新はなるべく早めに出来るように頑張ります。けものさんでした。