• 異世界ファンタジー

年末年始。

最初の奥さんのところの息子二人(小6・小3)と箱根に四泊五日の旅行に行ってきた。
しかし、無計画だったので、箱根は二泊で切り上げ、あとは新横浜と東京の旅になった。

箱根は海賊船→ロープウェイ→大涌谷→ロープウェイ→彫刻の森美術館というルートで巡ったが、これは非常によかった。子供が喜んでくれた。
彫刻の森美術館にあるピカソ館で、ピカソの家系図を子供と見たときはやや気まずかったが笑
(ピカソは三人の女と四人の子供をつくっている)

三日目は箱根湯本で人力車に乗り、それから新横浜へと向かった。
中華街で食べ歩きし(子供たちはめちゃめちゃ不満顔だった)、曇天のなか山下公園を歩き、赤レンガ倉庫を歩き、みなとみらいを歩いた。
そのあと原鉄道模型博物館でミニチュアのジオラマを見た。子供たちは喜んでいた。

四日目はゆりかもめに乗り、元ビーナスフォートのイマーシブフォートに向かった。しかしこれも無計画ゆえ、子供が楽しめるアトラクションがそもそも少ないということを知らなかった。アトラクションを二つ楽しみ、ショーを三つ見たが、まああまり子供向けではなかった。
帰り道、新豊洲から散歩して帰ろうと思ったが、生来の方向音痴がさく裂し、三十分ほども逆方向に歩いていた。ちなみにいまのマンションには二年以上住んでいるが、いまだに館内のサウナに行くときに逆方向を歩くことがある。

五日目は麻布台ヒルズにあるチームラボボーダレスに向かった。これは控えめに言って最高だった。マジですごい。体験するアート。これだよこれ。子供たちも感動していた。
昼には弟と合流……する予定だったが、弟も方向音痴で、13時の予定が13時50分にやってきた。ちなみに弟の奥さんはさらに方向音痴で、東京駅構内にある飲食店についにたどり着けなかった。
まあそれでも弟が一歳になる赤子を連れてきていて、息子たちに従兄弟を会わせることができた。赤ちゃんを可愛がる息子たちは、死ぬほど可愛かった。元奥さんが美人だったので、息子二人も恵まれた顔をしている。羨ましい奴らだ。

長男は夏の旅行で好きな女の子にお土産を買っていた。
今回もお土産を買っていたので、あの子とはどうなんたんだ、と聞いた。

「一番の親友とその子が両想いになったから諦めた。いまは別の女の子が好きだよ」

とんでもなくパンチ力のある答えが出てきて、俺は腰を抜かすかと思った。いつまでも子供じゃないんだなあ、と腹の底から実感した。

「俺はな、お前のちんちんに毛が生えても、声変わりしても、一生変わらずお前を愛しているからな」と目を見て伝えた。それを聞いた弟が「なんてこと言うんだよ」と笑った。でも俺は真剣だ。

そして群馬まで息子二人を送ってきた。また春休みに会おうね、と伝えた。

長男は母親からスマホを持つ許可をいよいよ与えられた。俺は早速スマホを注文した。やっすいモトローラ社のアンドロイドだが、十分だろう。これで息子とラインが出来るようになる。ここまで長かった。これからも長いだろう。でも一瞬なんだろうな。早く孫見せてくれ。

2件のコメント

  •  新年、あけましておめでとうございます。
     年末は旅先から私の近況ノートにいいねを送ってくださり、ありがとうございました。旅行、ご家族に喜んでいただけたようで何よりです。
     本年もどうぞよろしくお願いいたします。
  • あけましておめでとうございます!!!!
    今年もよろしくお願いいたします!!!!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する