数年前からご縁あってお茶を習いに月に一回通っている。
毎回とても素晴らしいお取り合わせで、先生の心の中にある優しい思いやりの気持ちに、毎回涙してしまう。
それを脳内だけではなく、自分の記録としてエッセイにいつか残したい。
いつかというか、毎月一回しかないなら、すぐにでも残し始めたい。
だがしかし・・・・・・
お茶のお道具の名前や作者名。その歴史に関する事柄やあれやこれや。
奥が深すぎて、メモを取りながらはお稽古できないし、終わった後は先生がお食事を出してくれてバタバタするし、記憶だけで全部翔気が全くしない。
もう今日のことでさえ、半分以上忘れてしまっている。
かろうじて、エッセイが書きたいのですと説明し、お道具の写真を撮らせていただいたが、作者名がほぼ全て脳内からデリートされている。
絶対次からはペンとメモ帳持っていって必ず聞きとてこようと心に決めた。(先月も思ったはずなのに)
だけど、今日は初釜の後のお稽古で、私は初釜には行けなかった身だから、今日の事はとてもとても書いて残したいと思った。
ちょうど「よろず屋うろん堂」の「美しい帯」で、お着物とお茶事のことを書いていたので、その中に今日のお稽古このことをフィクションで書いておいた。ふう、とりあえず今月のことは少しだけ記録に残せた気がした。
でも来月からは、必ず書けるようにちゃんとしたいなと思った。そして、これは妄想主婦の日日是好日日記ではダメだなとも思ったのであった。
まずはタイトルからやらなきゃいかんやつやったわ。