おはようございます。
kazuchiです。
最近、恒例になった仔犬の散歩で五時起床ですが、
だんだん慣れてきました。
最初は、日中眠くて仕方がなかったのですが。
人間の身体は良く出来ていて、目覚ましよりも先に、
起きるようになりました。
身体に染みついてくるという意味が、現在執筆中の「群青。」の内容と
リンクしているみたいで可笑しくなりました。
その群青ですが、最新話まで読んで頂いた方は、感じられたかも知れませんが、
通常の作劇から外れた展開になっております。
これは作者の勝手なエゴで恐縮ですが、物語の骨格に幼い頃の断片的な思い出や、
夢がテーマにありますので、本来ならばこの場面が来るだろうという
セオリーをある程度、確信的に無視しております。
もちろん賛否両論は覚悟の上です。なぜこのような手法を用いるかといえば、
前作のこえけん作品の経験から作者が強く感じたのですが、
頂いたコメント等、ありがたいご意見は非常に参考になり、
今でも大変感謝しておりますが、
ご意見の中にはセリフを含め、ここを改変したほうが良いとか、
物語の謎についてこうした方が良いのでは? といういささか過剰なコメントに、
作者が即反応して、一貫性のない改稿をその都度行った経緯がありました。
その結果自分の考えがぶれてしまい、少々悔いの残る結果になりました。
すべて作者の弱さが招いたことです。
当初の自分の考えですが、地の文無し、萌衣のセリフのみで、
敢えて物語の世界観をすべて開示しませんでした。
それには反対のご意見もいくつか頂きました。
冷静に振り返ると、階層を始め、
専門用語が意味不明だった部分も多かったと思います。
ただ、作者が言いたいのは、ご意見に聴く耳を持たない訳ではありませんが、
そのジャンルの専門用語をすべて詳細に、
説明していたらどんな小説になったでしょうか?
車の用語で例えるなら、アクセルはこれ、ブレーキはこれ、
ハンドルは丸いですよ、と分厚い新車のマニュアルみたいに、
説明ばかりになってしまいます。
とても読みたくないですよね(^_^;)
確かに、最大公約数の読者様に向けて、わかりやすい小説のほうが、
マーケティング的には有利だと思いますが、
物語の謎にワクワクして考察を繰り返し、同好の友達と熱く語り合った、
過去の作品群もその一方で存在します。
当方の拙作と比べるのはおこがましいかもしれませんが……。
一作品ぐらい自分の我を押し通した物を書くのも、
良いかなと思い現在、群青を執筆中です。
言葉足らずな上に、生意気なことを言って申し訳ありませんが、
ご意見等ありましたら、ぜひ、お気軽にお聞かせ下さいね!!
群青。 なぜ僕は初恋の彼女を黒塗りの記憶に閉じ込めたのだろう……。
最新話 告白
https://kakuyomu.jp/works/16817139555547287731/episodes/16817139557674340227