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 星たち


ついてゆけなくなった
星の子供たちを
この手のひらの
飴色のお皿に集めようとしてたら

ふと つまずいてしまった
その時 一千年ほど
時が光って流れた

見上げると
黒じゃない
やっぱり藍色の星空
追いかけっこしてる
子供の心を持った星たち

ごめん ついてゆけないなんて
わたしの思いちがい

星がじっとそこにいるなんて
今しか生きていない人が思うこと

目を閉じると
きみの声が聞こえる

ここは君たちにつつまれた
やさしいひと部屋だった

こころを隠した手を
そっとひらこう

星たちは
すべてのこころに
ふれてくれる

今だけじゃない
これからも
ずっとだよ

6件のコメント

  • 「一千年ほど 時が光って流れた」
    の、瞬きの中に過ぎ去った光と時の速さ!

    詩として作品になさっての公開でもいいと思うのですが。
    近況ノートに置かれるんですね。
  • 紅戸ベニ様。ありがとうございます。昨日の夜、あまりにも星がきれいだったので、衝動的に書きました。なので作品にする気持ちはなかったのです。シリウスが輝いてるし、プレアデスも肉眼で見える。(まともに見ると盲点で見えないので、近くのアルデバランをじっと見るのがコツ。頭の中にふっと浮かんできます)感動!
  • アルデバランって曲いいですよ。

    温泉♨️で空は綺麗でした。
  • 菜の花のおしたし様。ありがとうございます。昨日だったら、ほんと星綺麗だったと思います。「アルデバラン」聴きました。いいですね。
  • さっき時空間遊泳して、一億光年旅して帰ってきました。
  • 一郎丸ゆう子様。おかえりなさいませ。一瞬だったでしょう?
    お言葉ありがとうございます。
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