戦闘描写よりも心理的駆け引きを魅力として押し出そうと試みたファンタジー作品でした。
が、これが難しくて難しくて……。
昔は、ファンタジーに、ダークメルヘンに、伝奇に。色々と挑戦していたのですが、それがいつからかラブコメ一本になって、かと思えば背徳恋愛に傾いていって。気づけばコメディになっていて……。
おかげでラブコメとコメディが自分の武器であると自覚することができました。が、それでももう一度、昔の感覚を味わいたいと思い今作を執筆しました。
ラブコメは2週間で150ページ書けるのに、本作は130ページ書くのに2カ月もの期間を要してしまったんですよね。
しかも、4倍の時間を費やしたのにラブコメよりおもしろくないという嬉しくないおまけつき。
やっぱり、得意分野で戦うことが大切だなぁと気づかされました。
ファンタジーって書くの難しいですね。
こんなところで、あとがきを締めくくらせていただきます。
もう少ししたらコメディ作品を投稿しようと準備しているので、そちらを楽しみにしていただけたらと思います。