書評 伝説の鍛冶師は無自覚に伝説を作りまくる~弟に婚約者と店を奪われた俺、技を磨く旅に出る。実は副業で勇者の聖剣や町の結界をメンテする仕事も楽々こなしてたと、今更気づいて土下座されても戻りません

47まで

王都を破壊して直して寝取り弟と姦通婚約者の問題が解決したかに見えるけど、根本的におかしい部分がいっぱいあって嫌。

まず、王都攻撃の被害者が無言とかないだろう。王や家族が許しても民衆の中には許さないやつもいるはず。第三者じゃなくて当事者で危険な目にあったのだから文句は言うだろうよ。
 俺なら追撃して王都を出たところでこの弟夫婦籍無しを倒すための努力をする。普通に敵でモンスターじゃねーか。

黒幕を吐かせたりとか、拷問がない。被害拡大一途の馬鹿王都だろ。明確に敵がいて犯人が見られてるなら捜査しろよ。。

もっとこの話の根幹だとうっすい必殺技と鍛治じゃないというツッコミを封印しても、
鍛冶関係ないじゃん。技術とか関係ないじゃん。なにもない所でハンマーで素材適当、下準備なしでチョチョイとか、卵を作って割って聖剣出すとかでも話が成り立つだろう。

薄い必殺技と相まってつまらなかった。シヴァ嫁カーリーの話が未だにすごいと思えるのは今のライトノベルよりも遥かに創造性が上だからだ。

簡略で書いてやる。前提、シヴァは神の中の神であり神なども頼み事をしに来る神。青い顔は世界中の毒を体に取り込んだため。


眠たいシヴァが適当に寝ていると悪魔が頼み事をしにきた。
私はどうしても死にたくないので死なないようにしてほしいと。
シヴァがいくつか死なないようにしてやるとこれはダメ、それも駄目と細かく死なないような指定してくる。悪魔は病気、毒殺、怪我、食べられる、空気無いとかあらゆる方法で死なないようにする無敵の状態にしてほしいのだ。

シヴァがこれならと死なないような方法で無限に生きられるようにしてやると悪魔は喜んで去っていった。

その後、神々が悪魔が悪さをして迷惑しているとシヴァに陳情に来た。しかし、シヴァがいないため嫁の一人であるカーリーが対応した。

カーリーはシヴァの代わりに神々の頼みを聞いて悪魔を倒しに行った。

悪魔は血を流すとそこから同じ悪魔が生えてくる無限に増えていくという不死になっていた。

カーリーは悪魔を倒しながらその首をネックレスにし、血が落ちないように血を舐め取って悪魔を倒して行った。

悪魔達に勝利して踊りを踊ると大地が壊れそうになるのでシヴァがやってきて代わりに踏まれた。

その時の絵がカーリーの絵になっている。悪魔のアスラとかアスラ族とかアスラの軍勢とか色々と書いてあるようだが一応悪魔とまとめたい。

そもそもシヴァが不死の安請け合いのせいで戦争になって最後は嫁に踏まれる事になる。細かいことを言うとシヴァ嫁のドゥルガーから生まれたシヴァ嫁とか複雑怪奇になるからわかりやすくしたけど、ハンマーでポンで解決よりも面白くね。そういう感じ。

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